「言ってくれてありがとう」迷惑行為を注意した通勤電車でのひと言に心が救われて【体験談】
先日、通勤時間帯の電車に乗っていたときのことです。混み合った車内で、若い男性が大きな声で電話をしながら、足を投げ出して座っていたのです。
一瞬ためらうも注意すると…
周囲の乗客は明らかに迷惑そうな表情を浮かべていましたが、誰も声をかけようとはしませんでした。私も一瞬ためらいましたが、「これはさすがに……」と思い、思いきって声をかけることにしました。
「すみません、電車の中では周りの方の迷惑になりますので、少し静かにしていただけますか?」
素直に謝罪した若者
その男性は一瞬驚いたようでしたが、「すみません」と素直に謝り、電話を切って足も下ろしてくれました。すると近くの席から、誰ともなく、小さく「ありがとう」とつぶやく声が聞こえ、胸がじんわりと温かくなりました。
言わないとわからないこともある
この出来事を通して、若い世代の中には、まだ公共の場での振る舞いに気付けていない人もいるのかもしれないと感じました。けれど、伝え方次第で、その場の空気が変わることもあるのだと実感しました。
まとめ
今後も、周りが少しでも気持ちよく過ごせるよう、勇気を持って行動していきたいと思います。そして、世代を超えたちょっとしたやりとりの中にこそ、互いを理解し合うきっかけがあるのだと感じた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:馬場葉多/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)