冬の訪れは一気に 大雪の可能性も 北陸地方3か月予報
新潟地方気象台は2024年10月22日、本県を含む北陸地方の11月から来年1月までの3か月予報を発表した。冬型の気圧配置が強まる時期があるため、向こう3か月の降水量と降雪量は平年並みか多く、今冬は大雪となる可能性が例年より大きい見込み。気温は11月は「高い」ものの、12月と1月は「ほぼ平年並み」と予想され、季節は一気に冬となる模様だ。気象台は冬に向けた準備を呼び掛けている。
南米ペルー沖から太平洋にかけての赤道周辺海域の海面水温が低くなるラニーニャ現象の特徴が現れるため、12月以降は上空の偏西風が日本付
近でやや南に蛇行し、シベリア高気圧の南東側への張り出しがやや強くなる見込み。このため北陸
地方では冬型の気圧配置が強まる時期があると予想されている。
月別の予報は次の通り。
•【11月】平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。
•【12月】冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多い。気温はほぼ平年並み、降水量は平年並みか多い。
•【1月】冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多い。気温はほぼ平年並み、降水量は平年並みか多い。