まちなかbiz EXPO初開催 ビジネスで地域を元気に
青葉・都筑・緑の3区に拠点を持つビジネスコミュニティ「まちなかbiz」が5月17日(土)、展示商談会「まちbizEXPO」をボッシュホール(都筑区中川中央1の9)で初めて開催する。EXPOは、ビジネスマッチングなどを通じた新たなつながりの創出による3区中心の地域活性化が狙いだ。
まちなかbizは、「地域課題をビジネスで解決する」をコンセプトに、ビジネス拠点を提供する会員制コミュニティ。青葉・都筑・緑の企業や個人経営者、起業家など約850者が所属している。レンタルオフィスやバーチャルコミュニティ事業を展開しているほか、イベントの運営などを通し、会員の人脈作りや事業支援を行っている。
「まちbizEXPO」の構想は約1年半前から。きっかけは、「地域の企業や住民とつながり、地域に貢献したい」という会員の声だ。まちなかbizあおばの坂佐井雅一代表は「地域で情熱を持ってビジネスに取り組む人のことを知ってもらい、より安心できる街づくりができれば」と語る。
「街の専門家」に困りごと相談
EXPOでは「地域」をテーマに、出展者と来場者が相互に情報収集を行いながら、自社サービスの認知や新規顧客の獲得、販路開拓などを進め、事業化促進や市場の創出を図る。
当日は43者が出展。美容・健康や建築、不動産など、さまざまなジャンルの「街の専門家」が集う。ビジネスマッチングやスタートアップ・起業家相談会をはじめ、就活学生向けブース、地元企業を応援できる特別スポンサー企画など、多様な催しが行われる。
「地域住民にとっても、暮らしの課題を解決してくれる、魅力的な事業者との出会いになると思う。地域の活力を肌で感じ、新たな発見を得てほしい」と坂佐井代表。今後は、地域に関わる全ての人たちが手を取り合い、未来への一歩を踏み出せるイベントとして定着が期待されている。
EXPOは午前10時から午後3時。入場無料。事前に来場予約をすると、当日の受付がスムーズになるほか、出展者の商品サンプルのプレゼントや商談予約が可能だ。