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円蔵で恒例の景能祭 演劇・行列・歴史講義で盛況

タウンニュース

境内で笑顔を見せる武者行列の参加者たち

恒例の景能祭が11日、円蔵神明大神宮(茅ヶ崎市円蔵2334の4)境内で開催された。

平安時代末期から鎌倉時代にかけて円蔵一帯を統治した大庭景能(かげよし)(景義)公をしのぶ祭りとして2002年から始まった同祭。

今回も武者行列では「エイエイオー」の掛け声のもと、茅ヶ崎市無形文化財の円蔵祭囃子を先頭に参加者約50人が円蔵地区内を約1時間かけて練り歩いた。

境内で行われた奉納演劇では住民もエキストラとして参加。今年の景能公役は消防第6分団長の関口フミ子さんが演じ、会場を沸かせていた。加えて、円蔵地区の歴史に詳しい小室正明さんが大庭家の後世をテーマに講義を行った。

同実行委員会事務局長の古知屋智彦さんは「行列も演劇も3年を迎え、より充実してきた。来年はもっと大勢の観衆が集まってほしい」と来年への抱負を口にした。

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