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ブルーインパルス仕様の備蓄おやつ 老舗菓子×航空自衛隊の初コラボ 発祥の地・浜松から発売

Shizuoka

■三立製菓のカンパン ブルーインパルスの特別パッケージ

「楽しみながら備える」をテーマに、浜松発の防災商品が登場する。老舗菓子メーカー・三立製菓と航空自衛隊がコラボした「缶入カンパン」が7月28日に発売される。ブルーインパルスをデザインした特別パッケージに、限定ポストカードも付いている。

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開催中の大阪関西万博でも華麗なアクロバット飛行で観客を魅了したブルーインパルス。そのブルーインパルス発祥の地として知られる浜松市で、ファン必見のコラボ商品「航空自衛隊 缶入カンパン(3缶入)」が販売される。

このカンパンはブルーインパルスの魅力を全面に押し出した特別パッケージとなっている。さらに、ポストカード1枚付。全5種類のデザインがランダムで入っており、コンプリートを目指すファンも現れそうだ。

カンパンは三立製菓が普段から販売しているものと同じで、味にも自信を持つ。三立製菓がカンパンの販売を始めたのは1937年だった。かつては非常食のみの位置付けで、「口の中の水分を持っていかれる」という声もあった。しかし、改良を重ねて今ではサクサクの食感と豊かな風味を味わえる。ビスケットのように非常時以外のおやつにもなっている。

三立製菓と航空自衛隊がコラボした「缶入カンパン」

■念願のコラボ 7月28日から販売開始

三立製菓にとって、航空自衛隊とのタッグは念願だったという。広報担当者は「ずっとコラボしたいと思っていましたが、近くにありながらも遠い存在だと感じてハードルが高いイメージがありました。ところが、浜松基地としても地元を盛り上げていきたいというお声をいただいたこともあり、即商品化が実現しました」と話す。

カンパンは元々、軍要食だったこともあり、自衛隊との親和性も高い。カンパンの認知度向上、さらには長年口にしていない人にカンパンの進化を感じてもらう好機となる。

発売に至るまで、パッケージのデザインも細部までこだわった。三立製菓の担当者が航空自衛隊と打ち合わせを重ね、基地司令の意見も参考にして機体のシルエットを仕上げていった。

今回のコラボが実現し、三立製菓の広報担当者は航空自衛隊に夢中になっている。初めて浜松基地へ挨拶に行った翌日、早速デザインに取りかかり、店頭でのPOPも作成した。開発を進めるうちに次々と航空自衛隊の魅力を知り、休日には基地周辺や航空自衛隊浜松基地広報館「エアーパーク」を訪れて、T-4(中等練習機)やAWACS(早期警戒管制機)などを見学している。

7月28日に発売される「航空自衛隊  缶入カンパン (3 缶入)」は、カンパン85グラムと氷砂糖15グラムが入っている。1個2500円(税込)。エアーパークと三立製菓の公式通販サイトで購入できる。

(SHIZUOKA Life編集部)

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