大阪で映画「すみっコぐらし」舞台挨拶 井ノ原快彦さんと本上まなみさん登壇
なんばパークスシネマ(大阪市浪速区)で11月8日、公開中の映画「すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」の舞台挨拶が行われ、ナレーションを担当した井ノ原快彦さんと本上まなみさん、脚本を手がけた角田貴志さんが登壇した。
井ノ原さんは「大阪は第二のふるさとです。芸能界での最初の仕事が大阪でした。実は一週間前にも来ていましたし、電車でも移動しちゃいます(笑)。今回、舞台挨拶で来られてうれしいです」と喜びを語った。京都在住の本上さんは「一昨日来て、靭公園のバラ園でひとりピクニックしていました」と明かし、同じく京都在住の角田さんも「一昨日あたりに茶屋町の方に行きました」と話した。
お気に入りのシーンを聞かれると、井ノ原さんは「たくさんあって難しいですね…。脚本家の角田さんに、完成した作品を観て僕たちのナレーションがどうだったか聞いてみたいです!」と問いかけた。これに対し角田さんは「井ノ原さんは、すみっコたちと一緒に冒険しているような“兄貴”的なイメージで書いたので、その通りで素晴らしかったです」と絶賛。「本上さんは“大きな世界を見守る神目線”のイメージで、“おつきのコ”のような存在として書いたのでピッタリでした」と2人のナレーションを称えた。
井ノ原さんは「すみっコたちが過ごしている様子を見ていると、うるうるしてきちゃうんです。ナレーションをしながら『そんなことになっているのか…』と感情移入していました。一方通行かもしれませんが、すみっコたちに気持ちを寄り添いながら演じました」と振り返った。本上さんは「まさかの“ゴッド”!笑。今回で4作目ということもあり、私はお話を進める役割でした。すみっコたちに寄り添いながらも、時にあっさりシーンを終わらせて次へ進むよう意識しました」と語った。
最後に井ノ原さんは「この作品にまた参加できてうれしいです。この映画を観て、家族を大事にしたい、友達ともっと過ごしたい、困った時は『助けて』と言えるようになりたい、そんな気持ちを持ってもらえたらうれしいです。それぞれ心の中に何か一つ持ち帰っていただけたら」と温かいメッセージを送り、「大阪にはおいしいお店がたくさんあります。帰りに寄って、みんなで大いに語り明かしてください!ありがとうございました」と締めくくった。