酔った勢いでニシキヘビに戦いを挑んだ男性、予想通りの結末に助けを呼ぶ(中国)
中国のある男性が先月、酔った勢いで道端に現れた体長2メートルほどのヘビに挑んだ。しかし、泥酔して歩くこともできない状態の男性がヘビに勝てるはずもなく、結局、救助隊を呼ぶ羽目になった。中国のニュースメディア『禁闻网』などが報じた。
中国で“酔っ払いとヘビの格闘”が撮影される。当時の動画はこちら
中国の広東省恵州市で現地時間9月29日の早朝、泥酔した男性を救助するために消防隊と警察が出動した。中国のニュースメディア『禁闻网』によると、男性は酔っ払って足元もおぼつかないまま、道端に倒れていたところ、体重15キロほどあるとされるニシキヘビに遭遇したという。
この時、男性は酔っていたためか、ヘビを恐れることもなく挑発し、戦いを挑んだ。するとヘビは男性の両腕に巻きつき、男性も負けじと腕を振りほどこうとした。さらに男性は、まるで説得しているかのようにヘビに話しかけ、キスまでしていた。最終的に男性は、ヘビに絡まれて身動きがとれなくなった。
この様子を見ていた男性の友人らは、危険だと判断して警察と消防に通報した。駆けつけた消防隊員により男性は救出され、ヘビはその場で捕獲された。この“酔っ払いとヘビの格闘”は、男性の友人らによって撮影され、動画はSNSで瞬く間に拡散し、次のような声があがった。
「おそらく彼は2度と酔っ払うことはないだろう。」
「普段は小心者でもお酒を飲むと気が大きくなると言うけど、彼がまさにそうだった(笑)」
「この華奢な体格では、誰かが助けを呼ばなかったら本当に危ないところだったよ。」
幸いにも男性に怪我はなく、消防隊員に病院で検査を受けるよう勧められたが、彼は友人たちと共にその場を立ち去った。一方、酔っ払いに絡まれて散々な目にあったヘビは、翌日に安全な場所まで運ばれ、野生に返されたと報じられている。
今回の男性は、噛まれたり怪我をしたりすることなく済んだが、インドでは20歳の男性がSNSへの投稿を目的にコブラを口にくわえた動画を撮影している最中に噛まれ、命を落としていた。
画像は『Metro.co.uk 「Drunk man picks fight with a python in the street and it ends how you’d expect」』『禁闻网 「广东醉酒男街头单挑巨蟒!结局令人翻白眼」(翻摄微博)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)