<新米ママの悩み>実家も義実家も遠い。「育児で頼れる人はいないの?」としつこく聞かれ意味不明
子どもを出産した後には、自治体の健診を受ける機会もあることでしょう。そこで保健師さんに相談をしたりアドバイスをもらったりしますが、納得できないことを聞かれたママもいるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『私には育児で頼れる場所がありません。実家も旦那実家も遠くて頼れないです。それなのに保健師さんから、「どうして頼れないの? どうやって過ごす? なにかあれば誰を頼るの?」と聞かれます。旦那と答えると、「どうして?」と聞かれて意味不明です。みんな親や親族を頼る前提で子どもを産むのでしょうか? なぜ自治体はこんなことを聞くのでしょうか?』
投稿者さんは保健師さんから、旦那さん以外に頼れる人がいるかどうかを聞かれたそうです。実家も義実家も遠いので、現実問題として頼れるのは旦那さんのみ。でもそれに対して保健師さんは心配するようなことを言ったようですね。頼れる人がいないものは仕方ないので、投稿者さんも「そう言われても……」と思ってしまったのでしょう。なぜ保健師さんは、投稿者さんに何度も質問をしたのでしょうか。
保健師さんが心配をしてしまうような様子だったのでは?
『うちも両家実家ともに遠方、頼れるのは旦那だけ。そんななかで子育てをしているけれど、子どもが小さい頃育児ノイローゼ気味で、役所の保健師さんによく相談して、その度に「誰か頼れる人はいますか?」と聞かれた。でもないから困っていると答えていたよ。投稿者さん、子育ての心配事とかを相談したんじゃない?』
『見たり話したりしていて、投稿者さんの様子が気になったんじゃないの?』
保健師さんと話をするなかで、投稿者さん自身が何か心配なことや不安に感じていることをポロッと話したのかもしれません。そしてそれがきっかけで、保健師さんも気になってしまったのかも。また育児に疲れているように見えるなど、この先頼れるのが旦那さんだけで大丈夫なのかと心配になってしまったとも考えられます。
保健師さんにしつこく聞かれるものなの?
『1歳半や3歳児健診のとき、調査票の欄に「育児に協力してくれる人はいますか?」の欄があって「旦那」にだけ〇をつけたら、保健師に「旦那さんの他にいないですか?」と言われた。「あとは実家の親とか、妹とか」と話したら、「いるんですね」と母親とその他にも〇をつけられた記憶がある。当時、協力してくれる人はそんなに大事なの? と思った』
投稿者さんと同じように、健診のときに保健師さんから育児の協力者について聞かれたママもいるようです。いざというときに旦那さんだけでなく、親やきょうだいの存在が重要になる場合もあるのかもしれませんね。
『うちも両家ともに頼れない上に旦那は単身赴任中で1人だけれど、上の子も下の子のときもそんなことを聞かれたことはないよ』
一方で親が近くにおらず、旦那さんも単身赴任で育児にほとんど参加できないママもいます。このママの場合は育児の協力者について聞かれたことはないそう。1人で子どもを見るので、旦那さんがいる家庭よりも心配になってしまいますが、もしかしたら自治体によって質問する内容は違っているのかもしれません。
なぜ聞くのか、説明を求めてみては?
『たぶん聞き方の問題じゃないかな』
『同じ質問でも、対応ときちんとした説明があれば不快にならないと思う』
投稿者さんは保健師さんの質問に対して、育児で頼れるのは旦那さんしかないと言っているのに、結果的に堂々巡りになっていることに苛立ちがあるのでしょう。また旦那さん以外に頼れる人がいないと、子育ては難しいと言われているように感じたのかもしれませんね。保健師さんも質問する際になぜ何度も確認をするのかを説明すれば、投稿者さんもここまで不快にはならなかったのではないでしょうか。
『産後間もなく、赤ちゃんとママの様子を見るために保健師さんの訪問があったよ。問診票をその場で記入して、それを見ながら保健師さんが質問する感じ。頼れる人がいるか、実家の大体の距離などを聞かれたけど、何かあったときにすぐ駆けつけられる距離かどうかの確認だと言っていた』
あるママによると、頼れる人の存在やどのくらい離れているのかは、ママや赤ちゃんに何かあったときにすぐに駆けつけられるかどうか確認をするためなのだそう。保健師さんや自治体でも、助けがあるかどうかを把握しておきたいようですね。
今後も保健師さんや自治体とのやり取りでは、このようなことが起きるかもしれません。保健師さんもママたちの様子を見ながら話をしてくれるでしょうが、マニュアル通りの流れになるとママへの説明が不足する場合もあるでしょう。不安なことがあれば、「なぜ聞くのか?」と自分から確認することも大切ではないでしょうか。今後も、「納得した上で答える」という姿勢でいてもよいのかもしれませんね。