魚や貝の置物、食器など紹介 特別陳列で「やきもの水族館」 四日市市立博物館
ミヤオカンパニーリミテド(四日市市羽津中)は四日市市立博物館(同市安島)が開館20周年を迎えた2013年にノベルティ商品の見本約7400点を同館に寄贈した。同社の寄贈品から、水生生物にちなんだものを選び、四日市公害と環境未来館が主催し、9月11日から始まった特別展「中村征夫写真展 Magic of the blue〜深遠なる海への旅路〜」の関連展示として、四日市市立博物館3階の「白里亭」では、特別陳列「やきもの水族館」が開かれている。10月31日まで。
展示は「海水魚の世界」「淡水魚の世界」「貝の世界」に分けて紹介。壁面にはモデルとなった魚の写真と解説がある。展示物は、1940年代後半から1950年代後半に製作されたものが中心で、壁掛けの飾り、食器、置物などが展示されている。
手作業やスプレー技法などによって色付けされ、同じ製品でも少しずつ違う表現が見受けられる。同館の担当者は「細部に渡るまで表現された部分なども楽しんでもらえれば」と話していた。
常設展への入場は無料。開館時間は午前9時半から午後5時。休館日は月曜で祝日の場合は翌平日。問い合わせは同館TEL059・355・2700へ。