ポチ袋に名前は書く?入れる金額は?今さら人には聞きづらい【お年玉のマナー】
お正月の風物詩ともいえるお年玉。子どものころはただ嬉しいだけだったお年玉も、大人になれば渡すときのマナーが気になりますよね。「ポチ袋に名前は書くの?」「そもそもいくらお年玉を入れるべき?」今回は、お年玉の気になる疑問をまとめました!
お年玉の疑問①ポチ袋に名前は書くべき?
必須ではありませんが、ポチ袋に名前は書いたほうがいいでしょう。
というのも、お正月は親戚一同が集まり、さまざまな人とお年玉のやり取りをしますよね。
ポチ袋に名前がないと、「これ誰のお年玉?」「これ誰からもらったんだっけ?」と困ることがあるんです。
ポチ袋に名前を書いておくと「自分のもの」と特別感が出るので、子どもも喜んでくれますよ!
表の左上に宛名、裏の左下に贈り主の名前を書くのが基本のマナー。
ですが、ポチ袋に名前を書く欄があればまとめてそこに書いてもOKです。
一緒にメッセージを書いてもいいですね♪
お年玉の疑問②お年玉はいくら入れればいいの?
お年玉を渡すうえで気になるのは、「いくら入れたらいいの?」ですよね。
そこで、年齢別にお年玉の相場を調べてみました。
・未就学児 1,000〜3,000円
・小学校低学年 3,000円
・小学校高学年 5,000円
・中学生 5,000円
・高校生 5,000〜10,000円
自分の子どもに渡す場合と親せきの子どもに渡す場合で、大きな差はありませんでした。
未就学児については「お金の価値をまだ分かっていないから渡さない」という意見も!
親せき同士でお年玉のやり取りをするときは、あらかじめ話し合って金額を決めておくといいでしょう。
一方的に多くもらいすぎたり、反対にあげすぎたりすることがなくなります。
お年玉の疑問③喪中の場合はどうする?
今でこそお金を渡していますが、もともとお年玉は鏡餅を分け与えたもの。
餅は「福」の象徴なので、「福を子どもたちに分け与える」という意味があったのですね。
おめでたい意味があるお年玉ですから、喪中の場合は渡さないのがマナー。
喪中の人にお年玉を渡すときは、派手な装飾のポチ袋を避け、「お小遣い」と書いて渡しましょう。
「文具代」「本代」と書くのもいいですね♪
目上の人の子どもには?
目上の人の子どもにお年玉を渡すのはNG!
お年玉は一家の長が子どもに分け与えていたものなので、目上の立場の人に「お年玉」を渡すのはマナー違反になります。
「お年賀」として、現金以外のものを渡しましょう。
お年玉は「元気に過ごしてね」の気持ちが大事!
「ポチ袋に名前を書いたほうがいいのか?」など、今さら人には聞きにくいお年玉の疑問についてまとめました。
お年玉は大勢でやり取りすることが多いので、宛名・贈り主両方の名前を書くのがおすすめです。また、目上の人や喪中の人に渡すときはマナーを意識する必要がありますが、それ以外の場合ではそこまで気にする必要はありません。
「今年1年元気に過ごしてね」の気持ちを込めて、お年玉をきっかけにコミュニケーションを楽しんでくださいね♡