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『名探偵コナン』異色の新EDテーマに不安も? これからも演歌歌謡界初をどんどん更新していきたいーー新浜レオンさんが「Fun! Fun! Fun!」リリースイベント開催で、アニメイトに「はまレオン!」【レポート&インタビュー】

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2019年にデビューし、木梨憲武さんや所ジョージさんのプロデュースを受け、昨年は「全てあげよう」で『紅白歌合戦』出場を果たした、注目のアーティストの新浜レオンさん。2025年4月よりアニメ『名探偵コナン』の新EDテーマ「Fun! Fun! Fun!」を担当しています。

「Fun! Fun! Fun!」に加えて、所ジョージさん作詞作曲の「炎のkiss」を収録したダブルAサイドシングルは4月16日にリリース! これを記念して、2025年4月18日に東京・アニメイト池袋本店北館 9F animate hall BLACKにてリリースイベントが開催されました。

新浜さんによるアニメイトでの初イベントは、ミニライブに加えて、特典会では握手、サイン、トーク、2ショット撮影など様々なサービスが!?

1回目のイベントの模様と、その後に行ったインタビューをお届けします!

さあ「読んでおくレオン!」

【写真】新浜レオンが『名探偵コナン』新EDテーマをアニメイトで披露【レポート&インタビュー】

新浜さんが『名探偵コナン』の新ED「Fun! Fun! Fun!」の“WAKI WAKIダンス”をお客さんと一緒に

アニメイト池袋本店1Fの店頭には、ニューシングル「Fun! Fun! Fun!/炎のキス」の「名探偵コナン盤」の描きおろしジャケットの看板が立てられており、この日が劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の公開初日ということもあって、記念撮影をしている方が多く見られました。

会場に入ると平日の午後にも関わらずたくさんのお客さんがご来場。新浜さんのイメージカラーの緑のペンライトやうちわ、緑色のラメがまぶしい特製ジャケットを着た方もいて、熱烈な人気ぶりがわかります。

開演し、お客さんの「レオン!」コールの大合唱と拍手が鳴り響くと、「Fun! Fun! Fun!」のイントロと共にジャケ写と同じ衣装の新浜さんがステージ袖から跳ねるような勢いで登場。そのまま笑顔で歌い出すと客席の緑色のペンライトもきれいに揺れます。

裏拍でパンパン手拍子したり、「ふっふー!」の声や「レオン」コールが飛ぶ中、サビになると新浜さんは「ご一緒に!」という声と同時に両手を上下に振る通称「WAKI WAKIダンス」でお客さんとダンシング。

『名探偵コナン』のEDテーマで、コナンくん達、少年探偵団が踊っている様子そのままです。サックスソロが小気味いい間奏では軽快なステップを披露し、ラスサビを歌い終わると右人差し指で正面を指す「真実はいつもひとつ」ポーズで締めました。「みんないれば楽しいんだ」の歌詞のように、全員で歌って踊れるパーティチューンです。

「Fun! Fun! Fun!」の制作秘話や青山剛昌先生との出会いのエピソードを紹介

歌い終わると「ありがとうございます! アニメイトさんでは初めてのイベントになります。よろしくお願いします!」と元気かつ丁寧にごあいさつ。「ずっとアニメイトさんでイベントをしたいと思っていましたが、アニメで曲を歌わないとできなかったので、今回念願が叶いました。本当にありがとうございます!」と喜びを爆発させました。

「Fun! Fun! Fun!」を使用した新EDテーマは4月12日放送分から流れていますが、会場のお客さんに「もう観てくれましたか?」と尋ねると、たくさんの方が視聴されていて嬉しそう。「少年探偵団が踊る姿がかわいかった」と話し、「名探偵コナン盤」特典のアクリルスタンドの話題に。

来場した方は購入している方が多いものの、まだ組み立てていない方がほとんどと知って、「まだ組み立ててないの? 組み立ててよ!」。少年探偵団のキャラの並び順は変えられることもアピール。

Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ TMS 1996

ちなみに今回のEDテーマのオファーについて、「去年の夏くらい、ちょうど「全てあげよう」を歌っていた時にお話をいただいて、すごく光栄でした。そのためにも「今年(2024年)の『紅白歌合戦』に出るんだ!」という気持ちでやってきて、無事に出ることができました。

その『紅白歌合戦』の審査員席の最前列に青山剛昌先生がいらして。そこで初めてごあいさつさせていただきましたが、それを経て今回『名探偵コナン』のEDテーマを歌わせていただけたことも運命的なものを感じました」というエピソードも明かしてくれました。

またこのイベントの直前に放送されていた『徹子の部屋』は新浜さんが出演した回で、お客さんは当然まだ観ていない方ばかり。すると、「内容を話したいのにな。(黒柳)徹子さんからのサプライズがたくさんあって、母からの手紙を徹子さんが読んでくださって、ぐっときてしまって。『紅白歌合戦』と『NHKのど自慢』、そして『徹子の部屋』はずっと憧れだったので、このタイミングで出演することができて嬉しかったし、感動的な瞬間でした。ぜひ帰ったらTVerで観てください」と呼びかけました。

『紅白歌合戦』出場曲「全てあげよう」で豪快な膝スラを披露!

2曲目は「全てあげよう」で、ゴージャス感があるイントロが流れると新浜さんは左側にひらりとジャンプ。舞うような華麗なパフォーマンスにうっとり。Aメロの「この命燃やそう」と歌い出すと、会場から大きな「レオン」コール。Bメロに入るとお客さんがPPPH(パンパパンヒュー)。サビの「この命燃やそう」では右腕を後ろから振りかぶるように前に、ダイナミックなフォームは元高校球児らしい。

2サビが終わるとセリフパートで「君の目に何が映ってる?」や「天使には何が見える?」の後、それぞれで客席から「レオン!」の声。その後の「俺だけだろう さあこっちへ来い」と男らしい表情と仕草がたまりません。曲のラストはロングブレスで響かせて聴かせ、代名詞の「膝スラ」でキメ! 昭和歌謡の王道のような懐かしくも新鮮かつカッコいい曲でした。

ステージの床が絨毯だったため、「膝スラ」しても大丈夫か心配だったそうですが、無事にできて「よかった~!」とホッとする新浜さん。「やらざるを得ないじゃないですか! みんながそういう雰囲気を出すから! “あっ! くるぞ! くるぞ!”みたいな(笑)」とお客さんに乗せられてやってしまったそうです。

また「Fun! Fun! Fun!/炎のkiss」発売日に日本テレビ『ヒルナンデス』に出演した時のことや、和田アキ子さんの誕生日の日が大阪でのイベントで「おめでとうございます!」と言ったことを知ってもらえていたこと、TBS『アッコにおまかせ』に出演した時に「レオンはもう準レギュラーやからな」と言ってもらえたことなど、話してくれました。

「炎のkiss」でダイナミックにマイクスタンドでパフォーマンス。シングルがデイリー2位獲得の報告も!

ステージの後方からネクタイやハチマキなどがたくさん垂れ下がった緑色の特製マイクスタンド(装飾は少しずつ増えているらしい)を自身の前に置いて歌うのはニューシングルのもう1曲のA面「炎のkiss」。

「Fun! Fun! Fun!」とは対照的な情熱的な曲で、新浜さん自身もリスペクトしている往年の西城秀樹さんを彷彿とさせます。マイクスタンドを高く掲げたり、引き寄せたり、ひざまずいたりと派手なアクションを魅せながらアダルティックで色気がある歌声とまなざしは妖しく、サビラストの「炎のkissをさあどうぞ」と手を伸ばしながら歌う仕草にも引き込まれそう。

お客さんも「レオン」コールとBメロのPPPHで応援。オケの間奏の泣きのギターもカッコいい! 最後はマイクスタンドを斜めに持ち正面を向きながら強い視線で刺しました。

歌い終わると「このストロークだと思い切り振り回したら天井などに当たりそうで心配で」。三重県・鳥羽市でディナーショーをした時、この曲でマイクスタンドを大きく振りかぶったら後方のキーボードに当たってしまい、マイクも落ちてしまったのだとか。その時からこの曲を歌う時はドキドキすると苦笑いしました。

また「Fun! Fun! Fun!/炎のkiss」の発売当日、演歌歌謡チャートではなく、総合チャートでデイリー2位を記録したことを報告すると、会場から大きな拍手。

改めて新浜さんは、池袋は大学通学の時の経由地で、よくゼミのメンバーと待ち合わせをした懐かしい場所と振り返ります。アニメイト池袋本店の行列をよく目にしていたと言うと、今自分がその地でイベントをしているのが感慨深いと語っていました。

ミニライブの最後はもう1回「Fun! Fun! Fun!」。右腕と左腕を交互にシェイクする「WAKI WAKIダンス」(ワクワクと和気あいあいを掛けて命名)やラストの右人差し指で正面を指す「真実はいつもひとつ」ポーズなどの練習をしてから歌い始めると、2コーラスに入るとステージを降りて、客席を練り歩くサプライズ!

歌唱後は客席を背にして、お客さんと一緒にサビの「WAKI WAKIダンス」をしながらTikTokを撮影。更に撮影タイムではお客さんたちとふれあいながら撮影の数々に応えました。

40分に渡るミニライブ後の特典会では、握手やサイン、この日は特別に店頭にあった「名探偵コナン盤」のジャケットパネルをバックにした2ショット撮影などが行われ、ステージを降りるお客さんは嬉しそう。

イベント終了後は、今作が並ぶCDコーナーや衣裳展示、フォトパネル展示にサインを入れながら見て回りました。最後は1F店頭に展示していた巨大ジャケットイラスト看板にもサインを入れつつ、ファンからの撮影にも応えるサービス精神旺盛なファンサぶり。

アニメ『名探偵コナン』の新EDテーマ「Fun! Fun! Fun!」をお客さんと一緒に踊ったり、ダイナミックなパフォーマンスと素晴らしい歌声、巧みなトーク、そして素敵な新浜さんの笑顔をまた生で見たくなるイベントでした。

イベント収録後の新浜さんにインタビュー!

――今日着ていた衣装はアニメ店長と同じ色ですね。アニメイトのロゴも青と黄色です。

新浜レオンさん(以下、新浜):たしかに! すごい偶然ですね! 運命的な何かを感じます(笑)。

――ではイベントを終えた感想をお聞かせください。

新浜:学生時代、大東文化大学に通っていて、キャンパスが東松山と板橋にあったので、電車の乗り換え駅であり、友人たちとよく遊んでいたのがこの池袋でした。アニメイト池袋本店にも改装する前からよく友人と来ていたんですよね。

そんな想い出深い場所でリリースイベントができて感慨深いものがありました。僕は演歌・歌謡曲歌手としてデビューしましたが、ジャンルの垣根を越えて活動していきたいと思いながら歌ってきたので、アニメファンの聖地でもあるアニメイトで歌えたことで、また新しい一歩を踏み出せた気がします。

――大学時代、アニメイトに来店して、店内で何かご購入されましたか?

新浜:まさに『名探偵コナン』が大好きな友達がいたので、一緒に付き添ってグッズを爆買いしているのを横で見ていました(笑)。

――今回は立場が変わり、新浜さんご自身のシングルがアニメイトに並んで、実際に多くのアニメファンの方が新浜さんのCDを購入されてこのイベントにいらっしゃるわけですから。

新浜:そうですね。『名探偵コナン』ファンの友達に連れられていた僕がアニメ『名探偵コナン』のEDテーマを歌わせていただいて、こうしてCDを置いていただけたことには感動しました。しかも「名探偵コナン盤」ではジャケットも描き下ろしていただいて、少年探偵団の中に僕も入れていただいて、とても光栄ですし、また宝物が一つ増えました。

――イベントを拝見しましたが、4曲のライブと楽しいトークで約40分、更に特典会では握手やサイン、2ショットなど盛りだくさんのサービスがあって、驚きました。

新浜:でも今日はいつもよりかしこまってしまいました(笑)。「わ~っ! アニメイトにいるんだ!」とワクワクと緊張感が入り混じってしまって。いつもはもっとお客さんと気さくに接することができるんですけどね。コロナ禍を含めて、ファンの皆さんと会えない時間が長かったので、直接お会いできるイベントを大切にしていきたいんです。

EDテーマで踊るコナンくんたちと同じ振り付けのMVに感動!

――イベントの中で『名探偵コナン』のEDテーマの話があったのは去年の夏頃というお話がありましたが、決まった時の感想はいかがでしたか?

新浜:素直にめっちゃ嬉しかったです! 3年前にスピンオフ作品、アニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』のOP主題歌「捕まえて、今夜。」で、初めてアニメのタイアップ曲を歌わせていただきました。その時も嬉しかったんですけど、いつか『名探偵コナン』のテーマ曲を歌ってみたいという想いが強くなっていたんです。

そんな中、『犯人の犯沢さん』の監督の大地(丙太郎)さんが今回のEDテーマの映像を担当される際に、「レオンくんに「捕まえて、今夜。」みたいな曲を歌ってほしい」という、ありがたいお言葉をかけていただけました。とても嬉しかったですね。

――その『名探偵コナン』の新EDテーマ「Fun! Fun! Fun!」ですが、新浜さんが歌い踊るMVは、アニメEDの映像で踊っているコナンくん達、少年探偵団のメンバーと同じ振り付けで踊っています。

新浜:まさか僕の曲でコナンくんたちが踊ってくれるなんて。EDテーマの映像はモーションキャプチャーという技術が使われていて、『名探偵コナン』スタッフチームの皆さんにとって新しい取り組みだったそうです。

またこの曲が決まる前に、ジャンルを問わず、10曲以上のデモ曲を歌った中、『名探偵コナン』チームの皆さんと選んで、最後に残ったのが「Fun! Fun! Fun!」です。振り付けも含めて『名探偵コナン』チームの皆さんとずっと一つになりながら作り上げてきたものがED映像になって、たくさんの方に届けられたことも嬉しくて。

――YouTubeのコメントを見たら『名探偵コナン』シリーズのEDテーマで一番明るい曲なのではないかという声も!?

新浜:正直、最初は不安でした。思い切り振り切ってやっているし、ジャンルも演歌歌謡ということで、「『名探偵コナン』ファンの皆さんに果たして受け入れてもらえるだろうか?」って。でも実際にED映像が公開されたらすごくインパクトもあったこともあって、一度トレンド入りするなど、好意的な反響がありました。

僕のファンの方だけでなく、『名探偵コナン』ファンの皆さんにも喜んでいただけて、さらには温かい声までいただいて。本当にありがたかったです。

――「Fun! Fun! Fun!」をきっかけに、新浜さんのことを初めて知ったという方も多いようですね。

新浜:小さいお子さんから年上の方まで、たくさんの方が笑顔になれる存在になりたいという想いでデビューしたので、その夢にまた一歩近づくきっかけになったと思っています。

――覚えやすくて踊りやすい振り付けなので、これからTikTokでバズりそうです。

新浜:WAKI WAKIダンス……『名探偵コナン』チームの皆さんとも考えたんですけど、ワクワクする感じがED映像に出せたらという想いと、今は悲しいニュースが多いし、大変な状況の中にいる方に、この曲の数分間だけでもツライ気持ちは忘れて、和気あいあいとみんなで踊ろうよという願いを込めて命名しました。だからたくさんの方に知って、聴いてほしいなと思っています。

今はTikTokが曲を知っていただくための大きな手段かなと思って、僕もWAKI WAKIダンス講座をしています。また和田アキ子さんと共演させていただいた時も一緒に踊っていただきましたし、先日行われた「名探偵コナン スペシャル・コンサート2025」に出演した時は倉木麻衣さんにも踊っていただきました。

おかげさまで滑り出し好調なので、どんどん広めて年末に向かってどんどん盛り上げていきたいと思っています。皆さんもぜひ踊ってみてください。

「炎のkiss」は大人っぽさと色気のある新浜さんが見える情熱的な曲。木梨憲武と所ジョージさんが出演するMVも注目!

――ダブルAサイドシングルのもう1曲の「炎のkiss」は対照的にすごくアダルトで情熱的な曲ですね。

新浜:「こんなにも違うんだ!?」と驚かれた方が多いかもしれません。「Fun! Fun! Fun!」は素顔のまま、等身大の僕としての皆さんへのメッセージだとすれば、「炎のkiss」は作詞作曲をしてくださった所ジョージさんから「レオンに唯一足りないのは大人っぽさと色気だから、この曲を通じてそういう部分に踏み込めるチャンスにしてほしい」と言われて、いただいた曲です。だから僕も背伸びをするつもりで、大人の色気を出せたらと思って歌いました。

――MVも「Fun! Fun! Fun!」では明るい太陽の下、子供たちと一緒に歌い踊っていましたが、この曲では夜でデコトラや暴走族に囲まれた映像になっていて。

新浜:自分が生きてきた世界とはまったく真逆で、デコトラも暴走族っぽい方も間近で見たのは初めてでしたし、デコトラの上でパフォーマンスしたりして新鮮でした。木梨憲武さんと所ジョージさんもゲスト出演していただいて、とてもおもしろいMVになったので、ぜひ視聴してほしいです。

――「名探偵コナン盤」には『犯人の犯沢さん』のOP主題歌で昭和歌謡風の「捕まえて、今夜。」も収録されていますし、少年探偵団のアクリルスタンドが付いているので、『名探偵コナン』ファンのマストアイテムであり、新浜さんを知るための入門編にもいいですね。

新浜:自分が歌っている演歌歌謡が好きなので、限られたファンの方だけが聴くものという従来の演歌歌謡のイメージを覆して、たくさんの方に知って、聴いてほしいんです。だから今回のアニメタイアップはそのチャンスですし、実際に初めて知ってくださる方もたくさんいました。

そんな中で、あえて「演歌歌謡です」と前置きする必要はないんじゃないかなと。「新浜レオンの曲が楽しい」「新浜レオンが好き」から始まって、「彼が普段歌っている曲のジャンルって何だろう?」と興味を持っていただくことで、演歌歌謡を聴いてくださる方が増えていけばいいですね。これからも演歌歌謡界初をどんどん更新して、切り開いていきたいと思います。

――『名探偵コナン』や『犯人の犯沢さん』のテーマ曲を歌ったことで、アニソンシンガーという肩書も増えましたね。

新浜:そうなんですか? じゃあ次のイベントから「演歌歌謡歌手兼アニソンシンガーです」と名乗らせてもらいます(笑)。

アニソンと言えば最近、『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』のOPテーマ「けっかおーらい」を歌っているこっちのけんとさんと、同じ時期にアニメのテーマ曲を担当したもの同士としてコラボさせていただきました。「Fun! Fun! Fun!」を一緒に歌ってもらったり、「けっかおーらい」を一緒に歌わせていただいたり。

「けっかおーらい」はリズムが速いし、ラップっぽいところなどちゃんと歌えるかなと最初は心配でしたが、やってみると覚えていく過程とかすごく楽しくて。こういう曲を自分のオリジナルとしても歌ってみたいなと思ったし、こちけんさんに「楽曲提供してください」とお願いしました。

そもそも去年の『紅白歌合戦』で共演してから交流が始まりましたが、また様々なジャンルの方とコラボレーションをしたり、刺激を受けられたらいいですね。

あと、ちょうど昨日『ヒロアカ』を観たんですけど、『ヒロアカ』の主人公のデクにすごく共感しました。僕もデビューする前、“個性”がないと思っていて、常に「いかに新浜レオンという人の“個性”を出したらいいのかな」と考えた結果、「がんばレオン」などのレオン語や、膝スラ(膝でスライディング)が生まれました。

特別な取柄がない自分でも信じて真っすぐ突き進んでいけば、何かを見つけたり、今の自分を超えることができるんだなと改めて思いました。ただすごく疲れて、2話くらいで寝落ちしたので(笑)、今日帰ったら早速続きを観るつもりです。

アニメイトでやってみたいことは一択! 今後もアニメ『名探偵コナン』のOPテーマ、劇場版主題歌など夢はいっぱい

――ちなみに『名探偵コナン』や『ヒロアカ』以外で好きなアニメはありますか?

新浜:中学生の時、『イナズマイレブン』を観ていました。僕は野球部に所属していたのに(笑)。『イナズマイレブン』のゲームも遊んでいました。あとは野球アニメの王道の『メジャー』は鉄板です! 『NARUTO-ナルト-』や『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、『ポケットモンスター』なども観ていました。

――アニメがお好きなんですね。もしかしたら新浜さんはアニメイトにバッチリはまってませんか?

新浜:アニメイトに「はまレオン!」ですね(笑)。これからも歌える曲の幅を広げて、またアニメのタイアップ曲を歌わせていただけるように「がんばレオン!」。

今年はより多くの皆さんに知っていただき、知名度を高めたいと思っています。このイベントの日には出演させていただいた『徹子の部屋』が放送されましたし、リリース日には『ヒルナンデス!』にも出演させていただいたり、歌番組以外にもバラエティなどいろいろなTV番組に出演したいです。

新浜レオンの名前や曲を知っていただければ、ジャンルにとらわれず、どんな曲を歌っても「新浜レオンの歌だから」と違和感なく聴いていただけると思っているので。

――では、そんな新浜さんが、もしアニメイトを自由に使えるとしたら、してみたいことはありますか?

新浜:1日店長をやってみたいです! 店員の皆さんが着けているエプロンをして、名札もして、レジで接客したいです。僕はこう見えて、バイト経験が豊富で、レジ打ちもやっていたので、いつでも対応できます。

(アニメイトの営業担当に視線を向けて)夢なんです! どうかお願いします! 

――次にアニメタイアップを歌う時にはマストですね!

新浜:スピンオフ作品のアニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』のOP主題歌からアニメ『名探偵コナン』のEDテーマと来たので、次は『名探偵コナン』のOPテーマ、そして次は劇場版の主題歌と夢は膨らむばかりです。

――あとアニソンフェスのステージで新浜さんの熱いパフォーマンスを観たいです。

新浜:ぜひ出演したいです! またアニメ関係者の方で「新浜レオンにタイアップを歌わせたい!」と思われた方はご一報お待ちしています(笑)。

自分がアニメから元気や勇気をもらえたように皆さんにもエネルギーを届けられたら。みんなも一緒に「がんばレオン!」

――この後もリリースイベントが続々と予定されていますね。

新浜:めっちゃあります。全国を回って、たくさんの皆さんと直接お会いして、生で歌を聴いていただいて、握手したり、おしゃべりして交流するのが楽しみです。

会場はショッピングモールなどオープンで見られる場所も多いですし、4月26日から初めてのツアー「新浜レオンファーストコンサートツアー 〜全てあげよう〜」も始まりますので、お近くにいらっしゃる方はぜひ会いに来てください。

今後も行ける場所を増やしたり、大きな会場でやったりと規模をより大きくして、できるだけたくさんの方とお会いできるように、という夢への良いスタートを切れたらと思っています。

――ではこの記事をご覧に皆さんへメッセージをお願いします。

新浜:新浜レオンです! この記事を読んでいただいてありがとうございます! 日本のアニメは世界中で愛されるほど素晴らしいもので、僕自身もこれまでいろいろなアニメから勇気や元気をもらいながらここまで来ました。この曲を通じて同じように皆さんに元気を届けられたらいいなと思っています。

このシングルは『名探偵コナン』へのリスペクトと、「Fun! Fun! Fun!」を聴けば少年探偵団のみんながすぐに思い浮かんでほしいなという気持ちで作りました。『名探偵コナン』ファンの方に楽しんでいただきつつ、この曲から『名探偵コナン』を観てくださったり、身近なシーンで聴いて元気になってもらえたらと思っています。そして『名探偵コナン』やアニメへの感謝の気持ちを込めて、今後も大切に歌っていきます。

ぜひ気になった方は、CDをお手にとっていただいたり、公式YouTubeでMVを視聴していただけたら嬉しいです。もし、そこから興味を持っていただいたらイベントやライブに遊びに来てください。

新浜レオンの曲を、聴いてくレオン!

生の僕を、見てくレオン!

そしてみんなも、がんばレオン!

[取材・文/永井和幸 撮影/鳥谷部宏平]

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