【倉敷市】【11/23(日)開催】ふなおワイナリー ワインと音楽のまつり ~ ワイン片手に音楽を聴きながら、おいしい料理やスイーツを
ふなおワイナリーでは、春のさくらまつり、夏まつりに続き、秋のイベント「ワインと音楽のまつり」が開催されます。芸術の秋、食欲の秋にぴったりのイベントです。
「音楽のまつり」の名のとおり、会場では終日さまざまな演奏がおこなわれます。また、今年仕込んだワインの試飲や販売、醸造施設の見学会、おいしい料理やスイーツのキッチンカーなど、耳と舌で楽しめるイベントとなっています。
「ふなおワイナリー ワインと音楽のまつり」について
「ふなおワイナリー ワインと音楽のまつり」は、2025年11月23日(日・祝)午前10時〜午後4時に開催されます。
以下のような内容が予定されており、木々の紅葉とともに秋を楽しめるイベントになりそうです。
・今年仕込んだマスカット・ベーリーAやピオーネのワインが、早くも登場
・醸造施設の見学会と説明を実施
・フルートやサックスなどの演奏
・カレーライス、焼きうどん、クレープ、たい焼き、クッキー、せんべいなどの販売
・お皿やカレースプーン、カッティングボードなど木工製品の展示販売
・豪華景品が当たる大抽選会
詳しくは以下のチラシを確認してください。
邦楽からクラシック、ポップスまで幅広いジャンルの音楽が楽しめる
フルートやサックスなどの演奏として、当日は以下の三つのグループによる演奏が楽しめます。
・Fleur(フルール):フルート三重奏
フランス語で『花』を意味する『Fleur』は、くらしき作陽大学の学生さんのユニット。仲良し3人組で華やかな演奏を届けてくれます。
・Koto Voice(コトボイス):筝と歌の演奏
日本の四季や暮らしに寄り添う歌を伝えたいと、伝統楽器である筝(こと)と歌のユニット『Koto Voice』を結成されたそうです。温かみのある柔らかな音色が響くことでしょう。
・Joieカルテット(ジョワカルテット):サックス四重奏
『Joie』とはフランス語で『喜び』。演奏できる喜び、お客様と楽しい時間をともに過ごせる喜びを大切に活動しています。さまざまな種類のサックスの音色を間近で聴ける貴重な機会です。
普段なかなか生で聴けない楽器も登場するので、楽しみです。
ふなおワイナリー初の低アルコールワインを新発売!
まつりの当日は、ふなおワイナリーで初めて製造された低アルコールワインが販売されます。
アルコール度数4%、マスカット・ベーリーAの本来の甘さが引き出された極甘口のワインだそうで、アルコールがあまり得意でないかたはもちろん、ソバーキュリアスを実践したいかたにもおすすめだそうです。
ソバーキュリアス
お酒を飲める人が、健康維持や時間の有効活用などの前向きな理由で「あえて」飲まない、あるいは少量だけ楽しむライフスタイルのことです
新発売の低アルコールワインについて、支配人の城後哲也(じょうご てつや)さんに話を聞きました。
城後(敬称略)──
これまで多くのお客様からノンアルコールや低アルコールワインへのご要望をいただき、今回、初めて低アルコールワインの開発に取り組みました。
『低アルコール』と聞くと、「味が薄いんじゃないの?」「ジュースみたいで物足りなさそう……」など、少しネガティブなイメージを持つかたもいらっしゃるかもしれません。
でも、そのようなことはありません。
製造技術が目覚ましく進化した現在、ブドウ本来の豊かな風味や香りを保ちながら、アルコール度数だけを抑えた、非常にクオリティの高い低アルコールワインを造れました。
一般的なワインのアルコール度数は約12%、低アルコールワインと呼ばれるものの多くは8〜10%です。このたび開発した商品は、アルコール度数4%という低さを実現しつつ、マスカット・ベーリーA本来の香りとフルーティな味わいを生かした自信作です。
いちごあめのような甘さと、ほのかな酸味が特長の、気軽にお楽しみいただける低アルコールワインに仕上がりました。この商品は375本限定販売ですので、お早めのご購入をおすすめします。
2025 マスカット・ベーリーA ロゼ【低アル】
内容量:375ml
アルコール分:4%
価格:1,880円(税込)
また、当日は実際に仕込みで使われている施設や機械を見学できます。演奏の合間には、技術責任者のかたなどが機械を動かしながら説明してもらえます。見学後には、試飲も可能です。
気に入ったワインは、グラスでもボトルでも購入できるそうです。
芸術の秋、食欲の秋、新酒の時季ならではのワイナリーをお楽しみください
「ワインと音楽のまつり」を企画した、ふなおワイナリー有限会社 広報担当の宗海ナミ(そうかい なみ)さんに話を聞きました。
宗海(敬称略)──
山の上にあるふなおワイナリーは、緑豊かで景色も良く、いつ来られてもとても良いところですが、この新酒の時季ならではのワイナリーを楽しんでいただけるよう、芸術の秋にふさわしい今回のイベントを企画しました。
毎年11月3日は、その年に仕込んだマスカット・ベーリーAと、甲州から造られたワインの解禁日です(ふなおワイナリーで甲州は扱っていませんが)。この日に合わせて蔵出しした、今年仕込んだワインたちを、素敵な音楽やおいしい料理と一緒に味わっていただければうれしいです。
今回もたくさんの出店をいただき、おいしいフードやおしゃれな木工製品などの販売もあります。加えて、豪華景品の当たる大抽選会や、醸造担当による施設見学などもあります。
ワインをお楽しみになるかたはもちろん、幅広い年代の皆様にもぜひご来場いただき、楽しんでいただければ幸いです。
おわりに
私も新発売の低アルコールワインを少し試飲しました。
私はアルコールにとても弱く、ほとんどお酒が飲めないのですが、このワインは口当たりが柔らかく、一口飲んで思わず「おいしい!」と声が出ました。ジュースのように甘すぎず、ふんわりと漂う香りとほのかに広がるアルコール感が、どのような料理にも合いそうです。
数十分後、しっかり酔いが回りました。低アルコールとは言えお酒ですので、運転は厳禁です
倉敷の町を一望するワイナリーの庭で、秋の風を感じながらおいしい料理や生演奏を楽しみ、醸造設備の見学もできるという話に、今から当日が楽しみになりました。
話を聞きに訪れたときには、ワイナリー入口のもみじが色づき始めたところでした。まつり当日は真っ赤に色づいて迎えてくれることでしょう。
秋の一日、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。