依知南小7月25日から3日間、 思い出の校舎でホームカミングデーを実施
依知南小学校(関口明子校長)で7月25日から28日まで、校舎の建て替え前に卒業生らに向けた校舎見学会「ホームカミングデー」が開かれた。
4日間で438人が来場。50年前の卒業生が級友と足を運び、懐かしの教室でプチ同窓会を開く光景も見られた。
今年4月に開校60周年を迎えた同校は校舎の老朽化が進んだことから、2023年5月に市が「依知南小学校施設建て替え整備基本計画」を策定。9月から仮設校舎設置工事が始まり、現校舎の使用は今年度で終了となる。
ホームカミングデーの開催に協力した運営協議会の安藤哲雄会長(50)は「僕自身、この小学校の卒業生。同じ頃に卒業した先輩が縁遠くなった小学校を訪れてみたい、と話したので、この機会にと思い企画した」といい「子どもたちの安全を考えれば、建て替えは然るべきもの。新しいものができるのは楽しみだし、旧校舎と別れを告げに多くの人が訪れてくれたのでやってよかった」と笑顔を見せた。
関口校長は「自治会や協議会など地域の方たちが郷土愛を持ち、日頃から依知南小学校の児童をはじめ学校全体を温かく見守って下さっています。これからも、この素敵な校風を大切にしていきたいと思います」と地域への感謝の言葉を述べた。