レジ袋が福岡市指定のゴミ袋になる「ふくレジ」。スーパー・コンビニなど930店舗で販売
福岡市は2024年11月29日(金)から、市内のコンビニエンスストアなどの店頭で、レジ袋の代わりに使える小さいサイズの市指定ごみ袋「ふくレジ」の販売をスタートさせました。商品を入れて持ち帰った後は、ごみ出しにそのまま使用することが可能。こちらの記事ではその詳細についてお伝えいたします。
福岡市内でごみ出しに使えるレジ袋 「ふくレジ」
画像:福岡市ホームページより
福岡市は11月29日(金)から、市内のコンビニエンスストアなどで、
レジ袋の代わりに使える小さいサイズの市指定ごみ袋「ふくレジ」の販売をスタートさせました。
ふくレジは10リットルサイズ(税込み1枚10円)と15リットルサイズ(税込み1枚15円)。
商品を入れて持ち帰った後は、家庭用指定ごみ袋(燃えるごみ用)として使用することが可能。通常のごみ出しと同様に、地域によって決められた日時と場所に出すことができます。
市内の計930店舗のコンビニやスーパー、ドラッグストアの店頭にレジ袋と一緒におかれています。会計の際に、1枚単位で買うことができます。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどの主要コンビニエンスストアや、ミスターマックス・ドラッグイレブンなどの、スーパー・ドラッグストアでの販売が予定されています。
福岡市在住のアーティスト・イフクカズヒコさんがデザイン
画像:福岡市ホームページより
持ち歩きしやすいように、ゴミ袋の絵柄は、福岡市在住のアーティスト・イフクカズヒコさんがデザインしました。
絵柄は、循環をイメージしたものなんだそうですよ。
ふくレジの狙いは、ゴミの削減
「ふくレジ」の狙いは「ゴミの削減」。
福岡市によると、レジ袋は4年前に有料化されたものの、市では毎年2600トン、2億6000万枚のレジ袋がゴミとして焼却されているのだそう。
福岡市は、「ふくレジ」を2024年度に300万枚製造する予定で、30トンのレジ袋と約100トンの二酸化炭素削減効果を見込んでいます。
市は合わせて、22年から販売するバイオマスプラスチック配合の指定ごみ袋のデザインも刷新して、認知度の向上を図る予定。
参考サイト:福岡市ホームページ
合わせて読みたい
・福岡の新住人は必見!知っておきたい「福岡暮らしのローカル常識」
https://fukuoka-leapup.jp/city/202405.31386
・政令指定都市で唯一、ごみの夜間収集を実施している福岡市。その理由を聞いてみた。
https://fukuoka-leapup.jp/city/202204.511
・家庭ごみは4分別。福岡市ゴミ分別の種類が少ない理由とは?〜福岡市の家庭ごみを取り巻く謎を解き明かす!〜
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202208.729