視覚障害者への支援学ぶ 夏休みの学生も参加
「夏休みふくし体験講座」が8月1日、中区福祉保健活動拠点なかふくで行われた。中区社会福祉協議会が主催し、約15人が参加した。講師を務めたのは、視覚障害者が住みやすい地域を目指し、録音・音声訳や外出時の誘導支援などを行うボランティア団体「KAMEの会」。
講座では、街で目が不自由な人に会ったときに、どのような声がけを行うと良いかや、誘導する際のポイントなどを学んだ。その後、アイマスクをし、白杖を持った人を誘導したり、点字板を使って自分の名前を打つ体験を行った。
夏休みに「福祉」について学ぼうと小学生から大学生まで幅広く参加。講座後、永島千織さん(7)は「アイマスクでエスカレーターに乗ったりするのが怖かった」石井裕麻さん(8)は、「これから困っている人がいたら声をかけて助けたい」と話していた。