会員増強へ重点 伊勢原市老連が総会
伊勢原市老人クラブ連合会(森武連合会長)は、4月23日、伊勢原市老人福祉センター阿夫利荘で第65回通常総会を開催した。総会には50人が出席し、すべての議案が賛成多数で可決され、2025年度予算・事業計画が承認された。
総会で、森連合会長は「24年度は、グラウンド・ゴルフ大会の個人戦導入やスコア集計のデジタル化など、事業内容の見直しができた。一方、会員の減少傾向に歯止めがかかっていないのが現状」と報告。25年度では、団塊世代が75歳以上となり、5人に1人が後期高齢者となる超高齢化社会を迎える。森武連合会長は、この状況を「会員増強の絶好のチャンス」と捉え、会員増強に向けた諸施策の展開を最優先とし、個別事業の見直しと充実化を推進する方針を示した。
具体的な会員増強策として、広報活動の強化、会員獲得キャンペーンの実施、地域共生施策への取り組み、行政(長寿介護課等)との連携強化などを挙げた。