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【お盆のキシャメシ傑作選】いま一番美味しいカレーパンはどれだ? カレーパングランプリ本選出場、ウオロクのカレーパン

にいがた経済新聞

お盆の期間は、編集部が選んだキシャメシ傑作選をお送りします

初回掲載:2024年5月24日

編集部コメント:新潟はカレーパン群雄割拠の地。「カレーパンを食べに、わざわざ県外から新潟へ」その価値は十分ある

この日、記事を執筆しながらSNSをチェックしていたら「カレーパングランプリ」の本選投票が行われていることを知った。カレーパングランプリとは「いま1番美味しいカレーパンはどれだ?」を合言葉に、日本カレーパン協会が2016年より開催している美味しいカレーパン決定戦。

過去、13日連続ランチでカレーを食べ続けたことがあるカレーが大好きな記者は、当然心が躍った。

そもそも新潟県はカレールー消費量全国1位。バスセンターのカレーや、ご当地ラーメンのカレーラーメンも全国メディアで度々紹介されており、新潟県民みんなカレーが好きなのである。

ごはん、麺、とくれば、パンであっても当然うまい。

2021年のグランプリでは、東日本揚げカレーパン部門金賞に輝いた10店舗のうち、3店舗が新潟のパン屋さんだった。ちなみに昨年2022年は長岡にあるブルックリンが選ばれ、2年連続金賞を獲得している。

そして今年は、揚げパン部門ではウオロクの「牛肉ごろごろ!濃旨カレーパン」、ドルチェ・ヴィータ(長岡市)の「ショウガチキンカレーパン」、焼きカレーパン部門ではしあわせパン工房パン・ド・ネイヴル(見附市)の「焼き!黒マサラチーズチキンカレーパン」がエントリー。

気分はすっかりカレーパン一択!!

今から長岡や見附に行くことはできないが、ウオロクならば行ける!

ウオロクは下越・中越を中心に展開しているご当地スーパー。お魚やお寿司、総菜が美味しいんだよな。きりのいいところで執筆を終わらせ、さっそくウオロクへ。

まだ少しお昼の時間には早かったのだが、棚にカレーパンの姿がない。やはり人気ですでに売り切れなのか?

諦めきれずに店員さんに聞くと「すぐにお包みしますよ」と、揚げたてをGETすることができた。

温かいうちにさっそく実食。

カレー協会によると、カレーパンを食べる時は素手で持って食べるのだとか。手で感じる油の状態などもとても大切なカレーパンの特徴……らしい(笑)

というワケで、手でいただきます。

ザクザクカリカリの表面生地。噛むと口の中で音が聞こえる。この食感、間違いなくクセになる。

揚げ油を摂取している背徳感もまた、カレーパンの魅力の一つと記者は思う。

ルーはスパイスが程よく効いているが、辛さは控えめ。

ただ、忖度なしにいうと、「牛肉ごろごろ」とうたっているわりには「ごろごろ」感は少ないように思えたが、カレーパンとしては間違いなくうまい。

他のお店のカレーパンも気になるところ。

久々に過去2年連続で金賞を獲得しているメリーズ(新潟市北区)のカレーパンも食べたくなってきた(笑)。グランプリの結果は7月15日。

(編集部・O)

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

【前回のキシャメシ】
三条市民が母の手料理より親しんだ味。大福もちが丸ごと一個入った「たらだやの大福パン」(新潟県三条市) (2024年5月23日)

【関連リンク】
カレーパングランプリ

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