南足柄市 人口増へ3つに重点 市長、賀詞交換で抱負
南足柄市は1月7日、恒例の「賀詞交換会・表彰式」を市文化会館で開いた。加藤修平市長は課題の人口増に向けて注力する3点などを中心に抱負を述べた。
この日は市内企業や団体等の代表者ら約300人が出席。冒頭、挨拶に立った加藤市長は昨年4月にスタートした、2031年度までをの8年間を計画期間とする市第6次総合計画に触れ、課題である定住促進と人口増の実現に向け「企業誘致による働く場の確保、子育て支援と教育の充実、便利なまちづくりの3つを強力に進めていく」と力を込めた。
また、足柄産業集積ビレッジ、給食費無償化、周産期医療とケア、運動公園や都市公園整備と、公共交通といった個別事業を引き合いに、掲げる柱への道筋を説明した。
表彰は3部門で計10人が対象。長年消防団員を務めた瀧本正一さんらに表彰状が手渡された。
このほか来賓を代表し市議会議長の池田真一氏、衆議院議員の牧島かれん氏と佐々木奈保美氏が祝辞を述べた。