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華蔵院 「相原」を一緒に元気に 5月24日 プロレス呼び例大祭

タウンニュース

6年ぶりの例大祭へ向けて「地域にもう一度元気を」とポスターを手に思いを話す保永住職

相原の華蔵院(相原6の19の13)で、5月24日(土)、「相原天満宮例大祭」が6年ぶりに開催される。当日は、正午から大護摩供祈願法要、午後1時30分頃から奉納演芸大会、3時頃から門前プロレスが開催される。

相原天満宮は、養蚕の守り神として長く地域の信仰を受けてきた。例大祭は地域の青年団が開催し、長く行われてきた伝統的なイベントだったが、新型コロナの影響で2019年を最後に開催が止まっていた。保永盛尚住職は「ここは祭りが好きな地域で、これまでも明るく楽しくやっていた。しかしコロナ以降は地域に元気が無くなってきたと感じた。もう一度元気を取り戻したかった」と開催への思いを話す。

コロナ以前は、演芸大会に多くの人が参加し、カラオケや民謡などで盛り上がりを見せてきたが、今回は初めて町田市相原で活動する『相原プロレス』に出演を求めた。23年に旗揚げした同団体は、「プロレスで相原地域を元気に」と始まった団体で、華蔵院の思いと合致する。たまたま、保永住職が町田街道を通っている際に相原プロレスの看板が目に入り、地域を盛り上げるために活動している団体ということを知り、出演を依頼したという。

相原プロレスの川上真吾代表は「相原は何も無いまちだと言われるが、このまま何も無いまちにしたくはない。新しい形で地域を盛り上げたいと団体を立ち上げた。相原は同じ地名なのに川で東京都と神奈川県に分断されている地域。近くて遠い存在のように感じている。今回の話は渡りに舟のような話で、両岸の架け橋となり、相原が一丸となってつながるイベントになれば」と意気込む。

当日は観戦無料。焼きそばやかき氷などの出店があるほか、プロレスの最後には子ども向けにお菓子まきのイベントも予定。保永住職は「地域を元気にしたいという思いで開催するイベントです。どなたでも楽しめますのでぜひご来場ください」と呼び掛ける。

なお、当日はツアーオブジャパンが開催されるため周辺は交通規制があるので注意を。雨天の場合は法要のみ開催。開催の有無については当日の午前9時頃に同院のInstagramにアップされる。

問い合わせは同院【電話】042・772・1568。

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