【西武】西口文也監督インタビュー 得点力を高めていくポイントとは?
5月16日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武―オリックス7回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの西口文也監督にインタビューした模様を放送した。得点力に関する手応え、渡部聖弥選手のプロ初本塁打について訊いた。
――5月15日時点で20勝17敗、貯金3、リーグ2位についてはいかがですか?
西口「その辺のことはまだ気にしても仕方がないのですが、貯金があるのは嬉しいことですね」
――5月9日からのロッテ戦(5、6、7回戦)を3連勝しました。與座海人投手、今井達也投手、隅田知一郎投手の素晴らしい投球でロッテに点を与えませんでした。振り返ってみていかがでしょうか?
西口「バッテリーを含め、うしろの野手もしっかりと守ってくれてよかったと思います」
――昨シーズンは相性が悪かったロッテに対して点を与えず、ライオンズは5回戦に1点、6回戦に7点、7回戦に10点を挙げました。この辺りはいかがですか?
西口「初戦は1点ですが、2戦目、3戦目はしっかりと打線もつながって本当によかったと思います」
――得点力を高めていくのがライオンズの課題としてあったと思います。その辺りの手応えはどう感じていますか?
西口「下位打線が出塁してつながると、上位打線で得点を挙げるパターンも増えてくると思うので、ポイントは下位打線かな」
――武内夏暉投手が1軍で復帰登板(5月14日、対ソフトバンク11回戦)をして、5回、被安打4、2奪三振、1失点の内容でした。西口監督はどう評価されていますか?
西口「今シーズン初登板で気持ち的にも入り込んでいる部分があったなかで、制球力にばらつきはありましたがよく5回まで投げてくれました。初戦ということであまり球数を投げさせたくはなかったので」
――初回、ノーアウト、満塁のピンチを招きましたが、そのあとはきっちりと3人で抑えました。その辺りは2年目の投手とは思えないですね。
西口「ノーアウト、満塁で、4番の山川(穂高)を三振に取ったところが無失点につながったと思います」
――渡部聖弥選手に待望のホームランが飛び出しました。その辺りはいかがですか?
西口「角度がついたいい打球だったと思います。普段から自分のバッティングをしてくれるなかで角度がつくか、つかないかだけだと思いますし、聖弥は打球に角度がつけば柵越えをするだけの力は持っているので」
――今日の先発は渡邉勇太朗投手です。投球のポイントはどういったところでしょうか?
西口「今日は移動試合で、先発がどれだけ長いイニングを投げられるかだと思います。そういうことをしっかり考えて投げてほしいと思います」
――今日から上位チームであるオリックスとの3連戦です。ファンのみなさんへ意気込みをお願いします。
西口「ソフトバンク戦は1勝2敗と負け越してきたので、ベルーナドームでは勝ち越せるように頑張っていきたいと思います」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー