広島2025年コーチングスタッフ 全コーチが留任、現役引退の野村祐輔氏が入閣
一軍スタッフは今季と同じ陣容
今季は68勝70敗5分けで4位に終わった広島。8月は首位を走るも9月にセ・リーグタイ記録となる月間20敗(5勝)を喫する大失速が響き、2年連続でのクライマックスシリーズ進出を逃した。
新井貴浩監督の就任3年目となる来季も全コーチが留任。一蓮托生で7年ぶりのリーグ優勝を目指す。2025年のコーチングスタッフは以下の通り。
まず一軍は新井監督を筆頭に今季からの入れ替えはなし。藤井彰人ヘッドコーチが参謀役を務め、朝山東洋、小窪哲也両氏が打撃コーチ、外野守備・走塁コーチは赤松真人氏、内野守備・走塁コーチは三好匠氏が務める。
また、投手コーチは菊地原毅、永川勝浩両氏の二人体制。石原慶幸氏も引き続きバッテリーコーチを務める。
福地二軍打撃・走塁コーチがヘッド兼任、野村氏は三軍コーチに
二軍も高信二監督が留任。コーチングスタッフは以下の通り。
こちらも一軍同様、顔ぶれに変更はないが、来季からヘッドコーチが新設。福地寿樹二軍打撃・走塁コーチが兼任する形となった。
そのほかのコーチ陣、新井良太打撃コーチ、廣瀬純外野守備・走塁コーチ、東出輝裕内野守備・走塁コーチ、高橋建投手コーチ、横山竜士投手コーチ、倉義和バッテリーコーチは留任している。
最後に、三軍スタッフは以下の通り。
今季限りで現役を引退した野村祐輔氏が三軍投手コーチ兼アナリストとして加入した。野村氏は広島・広陵高から明大を経て2011年ドラフト1位で入団。1年目に9勝を挙げて新人王を獲得すると、2016年には16勝3敗で最多勝利と最高勝率のタイトルに輝いた。
抜群のコントロールを武器に、2018年までのリーグ3連覇に貢献するなど、カープ一筋で13年、すべて先発で投げ続けた。今年10月の現役最後の登板で自身の持つプロ野球記録、初登板からの連続先発登板を「211」に更新し、現役を退いた。来季からは背番号をこれまでの「19」から「92」に変え、後進の育成に励む。
また、畝龍実三軍統括コーチ・矯正担当は三軍統括兼大野寮長に、迎祐一郎野手総合コーチはアナリストを兼任することとなった。
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記事:SPAIA編集部