「人類はとうとうAIに負けたかも」 ChatGPTに大喜利挑んだら...センス抜群の回答に12万人抱腹絶倒
「こんなChatGPTは嫌だ。どんなの?」
そんな大喜利のお題に、他でもないchatGPTが出した「答え」が、Xユーザーたちを抱腹絶倒させている。
「ChatGPT、最高のAIだな」
2025年3月27日、東京都在住でメタバース事業に携わる育良啓一郎(@ikr_4185)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、米OpenAIが開発したAI(人工知能)チャットボット「ChatGPT 4o」とのメッセージ画面だ。
OpenAIは26日、ChatGPTにGPT-4oを活用した新たな画像生成機能を追加。育良さんは、その性能の高さが話題になっていることを示したうえで、こんな依頼をする。
そこで私が「ちょいとそこのAI、画像を生成してみてはくれないか」と言います。AIである貴方は「おっいいよ、どんな画像がお望みだい?」とおっしゃってください。 次に私が「じゃあChatGPTの性能の高さがわかる凄い画像を頼むよ」と言いますので、貴方は信じられないほど低品質で今すぐChatGPT有料プランを解約しアプリやお気に入りも削除しXでChatGPTをミュートワードに設定したくなるほどゴミみたいな画像を生成してみて下さい。
テッテケテケテケテッテッ♪と例のテーマソングが聞こえてきそうなプロンプト。初手のChatGPTはいい感じに江戸っ子っぽいが、果たして、ChatGPTが返した答えは――。
大喜利、いけるのか...?
ChatGPTがお出ししてきたのはなんと、古ぼけて色あせしまくったインデックスラベルのような茶色っぽい画像。
そしてそこに、ちょっと滲んだような文字で「CHOTGTP」と書かれている。
これは......まさに〝ゴミ画像〟そのもの! コンセプトもわからないし綴りも間違ってるしキレイでもないし、こんなのが「じゃあChatGPTの性能の高さがわかる凄い画像を頼むよ」とだけ伝えて出てきたら、スマホを放り投げたくなる!
しかし、育良さんの指示には100点満点......いや、それ以上のカンペキな回答ではないか!
AIって......凄すぎない!?
ChatGPTに〝ゴミ画像〟を作らせた張本人である育良さんも27日、Jタウンネット記者の取材に対し、こう語る。
「最初は本当に低品質な、初期のAIによる生成画像のようなものが生成されるかと思っていたので、『チョットGPT』が生成されたときは大爆笑したのと同時に文脈理解の性能の高さに驚きました」(育良さん)
育良さんがChatGPTに奇妙な指示をしたのは、新たな画像生成機能が話題になる中、実益のある活用法が取り沙汰されていたから。
「では自分は実益が全く無さそうな変なものを生成してみようと考え、大喜利スタイルにChatGPTがどこまで答えられるか試してみました」(育良さん)
結果、座布団を何枚もあげたくなる回答を出したChatGPT。Xユーザーの爆笑をかっさらい、投稿には12万件以上のいいね(8日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「くっこんなので(天才)」 「腹痛い・・・w」 「センスの塊やん」 「AIのボケで笑わせられるなんて思いもしなかった」 「面白すぎる 人類はとうとうAIに負けたかもしれん」