2連勝のベルテックス静岡!シーズン終盤に向け、堀葵衣アナが新加入の特別指定選手にインタビュー!
華麗な逆転勝利で会場を沸かせた青森ワッツ戦
SBSアナウンサー堀葵衣が好きなことを好きなように自由に話す、WASABI「ホリースタイル」のコーナー。今回のテーマは「ベルテックス静岡 VS 青森ワッツ」です。※数字は放送時2月3日時点のもの
堀:先週の土日にベルテックス静岡と青森ワッツの試合を観戦してきました。現在ベルテックス静岡は、B2リーグ西地区の3位でプレーオフ圏内です。
対して青森ワッツは東地区の5位。プレーオフ出場権を争っているので負けられない一戦だったことはもちろん、青森ワッツは私が初めてプロバスケの試合を見て、Bリーグを好きになるきっかけになったチームです。これは私にとって見逃せない試合でした!
その青森ワッツ戦を終え、今シーズンのレギュラーラウンドは残り23試合。勝ちを重ねて一歩一歩進むしかない大事な時期です。
チームが勝つために加納誠也キャプテンを軸に話し合い
しかし、実はベルテックス、ここまで4連敗。岡田雄三選手は「悔しすぎて受け入れ難い」と語っていました。「どうして負けたのか」選手ごと考えが違ったので、キャプテンの加納誠也選手を軸に話し合いをして迎えたのが先日の試合だったそうです。
ちなみに青森ワッツは、勢いにのると怖いチームです。主力のポイントガード 池田祐一選手は、昨シーズンB2の中でアシスト王に選ばれ、今シーズンも好調です。各選手を上手に使えるポイントガードの選手で、池田選手がパスを出した外国籍の選手が豪快なダンクを決めるなどアグレッシブな特典が魅力的なチームです!
鉄崎:なるほどね。
2選手のマッチアップが見どころだった一戦
堀:そんな2チームの試合でしたが、結果はベルテックス静岡が2勝しました!!
鉄崎:そうなんやぁ。それは良かった!
堀:2日とも競った試合でしたが、ポイントガードの岡田雄三選手と青森ワッツ・池田祐一選手のマッチアップは個人的にかなり見どころでした。2選手とも激しいディフェンスが持ち味で、迫力あるぶつかり合いが見られました。試合全体を通してもどちらに転ぶか分かりませんでした。特に日曜日の試合は第3クォーターまで青森ワッツが主導権を握っていましたが、第4クォーターで10点ほどひっくり返して勝ち切りました。
鉄崎:お!すごい!!
堀:森高大ヘッドコーチも「苦しい状況から追い上げて勝ち切る、という今回のような勝ち方を今まであまりしてこなかったので貴重な1勝だった」と話をしてました。
Bリーグ観戦がもっと楽しくなる!
堀:今節の会場は木のぬくもりを感じる草薙のこのはなアリーナ。ベルテックスのオレンジカラーともマッチして、広くてとてもテンションが上がりました!日曜日は3400人以上の観客で埋まっていました。
主なホーム会場は静岡市中央体育館ですが「他会場での試合について選手はどのように感じているのか」ヘッドコーチに聞いたところ、「このはなアリーナは奥行きが広いためボールとの距離感が分かりづらい」という影響もあるそうです。新しい発見でした。そして「広い会場で試合をすると気分が上がる」とも話していましたよ。
そのほか、1シーズンの間に沼津や浜松、藤枝でもホーム戦が行われることがあります。いつもと違う会場で観戦するのも雰囲気が変わって面白いと思います。
鉄崎:会場が変わると、試合中にかかる曲やアリーナDJのしゃべりも変わったりするの?
堀:基本的には同じです。でも試合のほかにイベントが行われたり、会場が暗転したりなど演出の仕方に違いはあります。
新戦力!山本愛哉選手と上村大佐選手のコンビにも注目!
堀:前回のホリースタイルで、チームに大学生2人が加入した話をしましたが、その山本愛哉(まなや)選手と上村大佐(たいすけ)選手に話を聞くことができました。
山本選手は、Bリーグ最小の身長163センチの選手です。周りの選手が大きいこともあり、コート上では少年のようにも見えますが、とにかく動きが早いんです!たくさん駆け回るので見ていて楽しい選手です。すごく人見知りだそうで、インタビューをした時も初々しさが残る可愛らしい選手でした。
鉄崎:応援したくなるねぇ。
堀:対して上村選手は、貫禄があってクールな印象。「どんなポジションを担っていきたいか」聞いたところ「僕はガツガツいくタイプなので、スタメンを狙っていきたい」と頼もしい発言もありました。
初々しさが残る山本選手と貫禄のある上村選手。正反対のでこぼこコンビですが、二人は仲が良いそうです。新人2人組、応援していきたいなと思いました。
鉄:要チェックですね!
堀:このあとベルテックス静岡はアウェイ4連戦!ぜひ勝利を持って帰ってきてほしいと思います。
※2025年2月3日にSBSラジオWASABIで放送したものを編集しています。