都内から好アクセス、埼玉でワーケーションのススメ ご当地の魅力を満喫できるモデルコースを紹介
埼玉県物産観光協会が2024年12月27日、埼玉県内のワーケーションについてPRする特設サイト「埼玉ワーケーション」をリニューアル、埼玉県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」で公開したと発表した。このプロジェクトは2023年度から始められたもので、埼玉県内のワーケーションに関する滞在プランや関連施設の認知向上を目的とするもの。
「埼玉ワーケーション」の3つの魅力とは?
同協会では、埼玉県内でのワーケーションをお薦めする理由として、以下の3点のポイントを紹介。これから埼玉県内でワーケーションを検討する人に必要とされる情報を網羅しているとした。
・好アクセス
・充実のワーク環境
・しっかり旅満喫
「埼玉ワーケーション」のアクセスの利点として、同会は都内からすぐ行ける気軽さと、適度な距離感を挙げている。池袋駅から大宮駅は約26分、池袋駅から秩父エリアの横瀬駅は西武鉄道特急ラビューを利用すれば約77分で着くという。
ワーク環境の利点として、埼玉県にはWi-Fi環境や個室スペース、モニター貸し出しなどのリモートワーク環境設備に加え、子供同伴や預かりもできるワーケーション施設が豊富にあるという。同サイトにはお薦めの施設100軒以上が紹介されている。
「しっかり旅満喫」では、さまざまな名物やアクティビティを紹介
また、仕事後や合間に楽しめる「しっかり旅満喫」としては、ご当地のグルメや温泉、名産品を紹介。それらに加えて、里山サイクリングや寺社巡りなどのアクティビティも案内している。
同サイトでは「モデルコース紹介ページ」を掲載。大宮エリアでの朝サウナや飲み屋横丁巡り、秩父・横瀬エリアの温泉や寺巡りなど、お薦めの5エリア分の地域別モデルコースを併せて紹介している。
「新しい旅のスタイル・働き方」が背景に
同協会では2022年度から、効果的な宿泊者数や観光消費額の増加を目指す取り組みの全県展開を目指したマーケティングを実施。この取り組みの背景として、テレワークの浸透やワーケーションの普及などの「新しい旅のスタイル・働き方」による宿泊に関する新たなニーズが見られる状況を挙げる。
2023年には同サイトをオープンし、今回のリニューアルで情報を充実させたという。ワーケーション初心者に対する「埼玉ワーケーション」のさらなる認知拡大をはかる一環として、今回のリニューアルを位置付けている。
また同会は、埼玉県内でのワーケーションをより視覚的に認知してもらうため、4種類の動画を制作。「埼玉ワーケーション」トップページへの掲載のほか、「ちょこたび埼玉」YouTubeチャンネルでの公開に加え、「ちょこたび埼玉」SNSアカウントからの発信を行っている。
発表の詳細は、埼玉県物産観光協会の公式発表で確認できる。