中日・金丸夢斗が待望の初勝利目指し中12日で先発、DeNA東克樹は10勝リーグ一番乗りなるか
0勝3敗、防御率2.64の金丸
中日・金丸夢斗が21日のDeNA戦(バンテリンドーム)に先発する。関西大からドラフト1位で入団し、7試合に先発したが、いまだ未勝利。先発予定だった17日の阪神戦(甲子園)が雨天中止となり、中12日で前半戦最終戦のマウンドに立つ。
前回8日の巨人戦は2-1とリードして迎えた7回、泉口友汰に同点ソロを浴び、つかみかけていた初勝利を逃した。防御率2.64と安定した投球を続けているが、打線の援護にも恵まれず0勝3敗に終わっている。
DeNA戦は2戦2敗、防御率3.46にとどまっているが、2試合とも悪い内容ではなかった。13イニングで13三振を奪っており、被本塁打はなし。ホームで竜党の声援をバックに思い切り腕を振りたい。
チームの連勝は7でストップしたが、金丸の初勝利で前半を締めくくれば弾みがつく。黄金ルーキーの力投が期待される。
9勝4敗、防御率1.66の東
一方のDeNAは東克樹が先発する。今季は14試合で9勝4敗、防御率1.66。前半戦ラスト登板でセ・リーグ一番乗りの10勝目を狙う。
7月1日の中日戦でも金丸と投げ合って勝ち投手。その試合の3回から20イニング連続無失点と調子を上げている。
中日戦は2戦2勝、防御率1.29と好相性。3月28日の開幕戦で今季初勝利を挙げたのも中日戦だった。
金丸とは7学年違うが、東も立命館大からドラフト1位で入団した左腕。関西学生リーグの先輩として、再び金丸の前に立ちはだかるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・井上温大-阪神・伊藤将司(東京ドーム)
ヤクルト・P.ランバート-広島・床田寛樹(神宮)
【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-日本ハム・細野晴希(楽天モバイル)
西武・隅田知一郎-ソフトバンク・大津亮介(ベルーナドーム)
ロッテ・石川柊太-オリックス・A.エスピノーザ(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部