【北海道の天気】あす15日の札幌は真冬の寒さ 道北や空知で大雪/2025年1月14日更新
北海道のあす1月15日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
このあとの雪や風
きょう14日の道内は、上空に暖かい空気が流れ込み、最高気温は広く3月並みでした。ただ、高めの気温は長続きしません。
14日午後9時の雪や風の予想を見ると、北海道の北で矢印が渦上になっていますが、ここに低気圧が進みます。風が強まり、低気圧の周りを回って大陸から冷たい空気が流れ込むため、真冬の寒さと雪の降る天気が戻ってきます。
西風がやや強く、日本海側を中心に雪が降り、ふぶきます。日付が変わると空知や道北で紫色、雪が強まるでしょう。
札幌も日中は時折、雪の降る時間がありそうです。15日の夕方、午後6時までの24時間に降る雪の量は、道北や空知地方の多いところで20~30センチの大雪になるでしょう。
宗谷北部や利尻礼文では、14日夜遅くから15日明け方まで警報級の暴風の吹くおそれがありますので、注意して下さい。
1月15日の北海道の天気と気温
15日の天気と気温です。
日本海側を中心に雪が降り、ふぶくでしょう。気温は各地で14日より低く、最高気温は‐2度前後です。
15日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌の雪は弱いですが、倶知安では15日夕方までに15センチ前後の雪が降ります。江差はふぶくでしょう。14日にうっすら雪が積もった函館や浦河はブラックアイスバーンに注意して下さい。
道北・空知です。
断続的に雪が降り、稚内や留萌はふぶくでしょう。名寄や滝川、岩見沢周辺では雪の降り方が強まりそうです。最新の交通情報もご確認ください。
道東・オホーツク海側です。
枝幸で時折雪が降る他は、広く晴れるでしょう。朝は北見で‐16度と冷え込みます。日中も‐1度前後でこの時期らしい寒さでしょう。
1月15日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜の日中は一旦雪が弱まりますが、木曜の夜から金曜日は札幌や小樽、岩見沢を含む道央、留萌地方で大雪になるおそれがあります。今後の情報に注意して下さい。
つづいて、太平洋側です。
木曜の夜から金曜の朝は各地で雪の強まる時間があり、金曜朝は雪かきが必要です。土日は穏やかですが、気温が上がるため、路面状況が変わりやすくなるでしょう。
1月15日の札幌の朝昼晩の天気
15日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
ランドセルを背負ってます。15日は小中学校の始業式ですが、寒そうにしてますね。
朝は10日ぶりに‐5度以下となりそうです。大雪にはなりませんが、フード付きの上着でしっかり防寒対策をして、ツルツル路面にも注意して下さい。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※14日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU