真冬の沖磯フカセ釣りで48cm大型クロ(メジナ)をキャッチ!【大分・大和丸】
真冬の沖磯フカセ釣りで48cmの大型クロ(メジナ)をキャッチ!潮通しの良い磯場「三つ子」や「ワタリ」で、30cm級の数釣りや大型の手応えを存分に楽しめました。適切な餌の配合や潮の流れを読むテクニックが釣果を左右する冬のフカセ釣り。その魅力と成果を仲間とともに堪能した釣行をお届けします。
クロ狙いの沖磯フカセ釣り
今回訪れたのは、大分県佐伯市の元猿港。距離も近くアクセスは抜群です。今回は「大和丸」さんに乗船し、釣り仲間8人での賑やかな釣行となりました。
ヒラバエに3人、タカバエに3人、そして私と藤本さんは「ワタリ」というポイントに上がりました。
今回訪れたエリアはどの磯も魚影が濃く、中でも三つ子は30cm級のクロの数釣りが楽しめる絶好のポイント。食いが渋くなるこの時期でも安定した釣果が期待できる、まるで別世界のような場所です。
フカセ釣り準備
早朝6時、出船の準備を済ませていざ釣り場へ。今回使用した餌はオキアミ3角に、集魚材「グレナビ」3袋と「プレミアムレッドグレ」1袋をブレンド。この配合により、夕方まで続く長時間の釣りでも十分な量を確保できます。
使用する浮きは釣研の「スーパーエキスパートUEの0C」。潮通しの良いワタリでは、直結部分にG3、針上30cmにG5のガン玉を付けて潮流に合わせたセッティングを施しました。
次々に訪れる良型のクロがアタリ
開始早々、まん丸とよく肥えたクロがヒット。見た目にも美しい魚体で、期待が高まります。
同じワタリで釣りをしていた藤本さんも絶好調。
ワタリと目の前の沈みの3番との間に生じる潮の流れを見事に攻略し、良型のクロを連続で釣り上げていきます。そのたびに歓声が上がり、チーム全体が盛り上がりました。
アカハタをキャッチ
潮が止まった時間帯には気分を変えてロックフィッシュに挑戦。きびなごを餌にして探ると、ガツガツとしたアタリが。針に掛かったのは鮮やかなレッドカラーが美しいアカハタでした。
季節ごとに違った魚種を狙えるのも、磯釣りの醍醐味です。
夕マヅメに48cmの大型クロを手中
夕マヅメになると、再び大きなチャンスが訪れました。藤本さんの竿が大きくしなり、重量感のある引きに苦戦しながらも、ついに姿を現したのは48cmの堂々たるクロ。美しい魚体とその迫力に、全員が目を奪われました。
港での仲間の成果
帰港後、他の磯で釣りをしていた仲間たちとも合流しました。
ヒラバエで釣りをしていたメンバーも40cmオーバーの良型クロを釣り上げており、全員が満足のいく釣果となりました。
冬の沖磯フカセ釣りの魅力
真冬の沖磯フカセ釣りでは、数釣りと大型クロのどちらも楽しめる贅沢な釣りが魅力です。潮の流れを読む力や餌の配合といった工夫が釣果を大きく左右し、釣りの醍醐味を存分に味わえるシーズンでもあります。
今回訪れた三つ子やワタリは、初心者からベテランまで幅広い釣り人に楽しんでいただけるポイント。数釣りも型も期待以上で、冬場のフカセ釣りの魅力を改めて実感しました。
次回の釣行ではさらに大型のクロを狙い、挑戦を続けたいと思います。
<藤本みどり/TSURINEWSライター>