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犬の気持ちを理解しよう!抱っこを要求するのに触ると噛んでくる理由と対処法

わんちゃんホンポ

犬が抱っこを要求するのに触ると噛んでくる理由

犬が抱っこをしてほしいと甘えてくる姿は非常にかわいらしく、抜け毛なんてものは一旦忘れていくらでも要求に応えることができちゃいますよね。

しかし、中にはその要求に応えようとしたら噛み付いてくる子もいるため、飼い主さんとしては非常に混乱しまたショックを受けることもあるでしょう。

ですが犬が噛むというのには必ず理由があり、噛むという攻撃は犬にとっても最終手段でもあります。

ではどんな理由があるのか?考えられるものが次のようなものです。

✔触ろうとした部位に痛みを抱えている
✔触ろうとした場所に対して触られたくない思い出が過去にある
✔触れることを許していない場所だった

まず最初に考えてほしいのは、痛みを抱えている可能性についてです。

犬は痛みによる不快感から触られることを回避するために噛むという行動をとることがあります。

また、過去に触れられそうになった場所に対して苦痛に感じる記憶によって、その経験を回避するために噛むこともあります。

これは今抱えている痛みではありませんが、痛みなど大きな不快な記憶によって「そこに触れられると痛みが来る」といった学習をしたことによって起こるものです。

そして最後の触れることを許していないというのは、抱っこをする側の立場からすると「ここを触らずにどうしろと?!」と思いますよね。

しかし、人も抱っこはしてほしいけど脇腹や脇の下あたりはくすぐったいから触らないように抱っこしてほしい…といった人もいます。

それと同じですので、その場合は嫌だと言っている場所を触らずに済む方法を考えてみましょう。

噛んでくるときの対処法

犬を抱っこしようとしたら噛んでくる場合、考えられる理由をひとつずつ潰していく必要があります。

まず最初に考えてほしいのは痛みなど違和感を抱えているのではないか?という点ですので、一度動物病院で診察をしてもらうようにしましょう。

どこを触ろうとしたら噛みつくのか?その行動はいつから見られるようになったのか?といったことを伝えます。

診察して特に身体的に異常がないようであれば、過去の経験を考えますが過去の経験や触られること自体を拒否しているということを考えます。

その場合、一度嫌な経験をしていて触られたくないという可能性と、そういった過去はないがその部位を触られることが嫌だ、という2パターンが考えられるのでこちらができる対処法としては2つです。

✔その場所は触らずその場所以外で対処する
✔触れられること自体を大丈夫だと思ってもらえるようトレーニングする

まず一番簡単な対処法は、そもそも嫌がる場所を触らないことです。

触られるのが嫌なわけですから、触らなければ済む話しですよね。

しかし、そこを触る必要性がある場面が出てくるかもしれませんから、できれば「触られても平気なんだな」ということを犬自身に感じてもらえるともっといいでしょう。

そのためには自分でそれをできるようになろうというのは難しいと思いますので、ボディランゲージの見れるドッグトレーナーやそれができる専門家に相談してみることをおすすめします。

また、そのまま抱っこをしなければいけないということであれば、厚めのバスタオルを用意してサッと包み込むように素早く抱っこするようにしてみてください。

犬の言葉を観察して理解に近付こう

ボディランゲージが読めるドッグトレーナーやドッグトレーナーでなくてもそれに近い専門家に相談することと、触ろうとすると噛むという行動に何が関係あるのか?と思う人もいるかも知れません。

しかしこれは非常に重要なポイントで、むしろボディランゲージが読めていないと先に進むことができないばかりか、最悪悪化してしまうことすらもあります。

なぜなら犬のボディランゲージは犬の言葉ですから、言語での会話ができなくてもボディランゲージを読むことができるだけで犬の訴えかけている気持ちに気づくことができるのです。

特に普段からボディランゲージでのコミュニケーションを無視したり、それを抑制するような対応をしていると、犬は「やめてほしい」を伝える前に手っ取り早く攻撃をして追い払うという選択をするようにもなるため危険です。

ですから、ボディランゲージをよく観察しながら触ることと嬉しいことを結びつけ、少しずつ触られることに対して抵抗感が小さくなるように練習していくことがおすすめです。

まとめ

抱っこしてほしいといって来るのにいざ抱っこしようとすると「触るな!」と噛み付いてこられると混乱しますよね。

しかし、犬も抱っこしてほしい気持ちと触る場所に配慮してほしいは別で考えていることも少なくないため、まずはどこを触られるのが嫌で病気や怪我などがないかを確認してみるようにしましょう。

そのうえで特に異常がなければ、ボディランゲージが読めるドッグトレーナーやそれに近い専門家に相談し、少しずつ段階を踏んでふれあいができるような関係を築けるようチャレンジしてみてください。

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