新演出で行う、音楽座ミュージカル『リトルプリンス』25年上半期の上演日程が決定
2025年に上演される、音楽座ミュージカル『リトルプリンス』上半期の上演日程が決定した。
原作はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』。1993年に初演後、『星の王子さま』の世界で唯一のミュージカル化権を取得して上演を続けてきた、音楽座ミュージカル『リトルプリンス』。文化庁芸術祭賞をはじめ数多くの演劇賞を受賞し、2022年、ライセンス貸与により東宝株式会社製作で上演されるなど、長く愛されてきた作品。今回は振付にKAORIaliveを迎え、相川タロー・ワームホールプロジェクトによる新演出で上演する。
メインビジュアルは、フランスの漫画『バンド・デシネ』作家のニコラ・ド・クレシーの手によるもの。『天空のビバンドム』『レオン・ラ・カム』などの作品で知られるニコラ・ド・クレシーが、今回の演出イメージをもとに描き下ろした。
2025年上半期は、音楽座ミュージカルのホームタウンにある町田市民ホールにはじまり、草月ホール、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
【STORY】
ある霧の深い夜、夜間飛行に飛び立った飛行士は、エンジンの故障で砂漠の真ん中に不時着した。その砂漠で、飛行士は星から来たという不思議な少年(星の王子)と出会う。「羊の絵を描いてほしい」としつこく迫る王子に辟易する飛行士だったが、スケッチブックに描いた「象を呑み込んだウワバミ」の絵を言い当てられたことをきっかけに、次第に心を開いていく。飛行士に、自分が住んでいた小さな星や、そこを飛び出すきっかけになった花のことなどを話す王子。飛行士は王子の体験を自分に重ね、深く受け止めていくのだったー。