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すすきので見つけた!焚き火のゆらめきに酔いしれるBAR『焚き火BAR ALBERT』(札幌市中央区)

Sitakke

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連載「#ソロ飲みのススメ」では、アルコール全般をこよなく愛するライター・オサナイミカが、北海道で暮らす女性(もちろん男性も)たちの、”ソロ飲みデビュー”を応援すべく、ソロ飲みにぴったりなお店をご紹介していきます。

焚き火は飲むことも忘れるほど没頭できる

すすきののビルに、室内で焚き火が楽しめるBARがあるのをご存知でしょうか?
※全国でも稀なスタイル!

場所は南7条にある、すすきのプラザビルの2階
取材に来て、「あ!ちりとてちんさんが入っているビルだったのか、懐かしぃ~」と思った、アラフィフオサナイ(笑)

お店の名前は、【焚き火BAR ALBERT~アルベルト】。
情報がないと若干入りにくい雰囲気ではありますが、ガラス扉なので中の雰囲気は覗くことが出来ます。

焚き火をする前に、店内を明るくして撮影させてもらいました。テーブル席3つとソファ席が1つ。

カウンター席もありました。
壁はコンクリート、店内は密閉状態、そして特殊な空調システムのおかげで室内でも焚き火が出来るようになっているのです(皆様のご自宅では、決してやらないでくださいね!)

システムは、薪40本付きでチャージ3000円。2名以上での利用は1人2500円。

ドリンクはメーカーズマークのハイボールが1200円他、ビール(カールスバーグ)は900円、レモンサワー800円、各種カクテルにノンアルドリンクと、一通りあり。

ちなみに赤ワイン(800円)を焚火で飲むと、とても幻想的な色合いになって、つい飲まずに見つめていたくなる!!

火を眺めていると、のん兵衛のオサナイですら飲むスピードがゆっくり目になることに驚き。
それくらい、焚き火に吸い込まれます!

 
上手く火が付くだろうか・・・と、心配な方もいらっしゃると思いますが、1人で店を切り盛りしている武田さんが、丁寧に指導してくれるのでご安心を。

なんでも武田さんは空気を読む天才とのことで、お客様が一人でとことん焚火に没頭したい時は遠くで見守り、会話が必要な時は話し相手にもなり、会話はしなくても焚き火番をして欲しい時は、無言で寄り添ってくれるそうです(笑)
オサナイはずっと炎を見つめていたい派なので、ひたすら薪をくべてもらっておりました## 焚火だからこそ楽しめるフードメニューも充実

焚き火だからこそ楽しめる、フードメニューも色々あります。
こちらは、鴨肉やチーズ、マシュマロなどが盛り合わせになっている“焚き火フォンデュプレート(1000円)”

こうして食材を炎で炙って味わうのですが、カリッカリに焼いた鴨肉なんて、最高にアルコールが進みます!!

ナッツもこんな風に炙ると、香ばしさが倍増するんです。

キャンプ慣れされている方には当たり前の行為かもしれませんが、焚き火に興味はあるけどアウトドアは苦手・・・足がなくて焚き火のできるキャンプ場まで行けない・・・という方にもピッタリの場所!
何より仕事終わりに、その足でストレスを解消しに行けるという利便性が最高です(笑)

武田さん曰く、客層はかなり幅広く楽しみ方も色々だそうですが、お一人様率、そしてリピート率はかなり高いそう。『実は薪のキープシステムもありまして、毎週来られる方もいますよ。普段は着火しやすく煙や匂いの少ないシラカバを使用しているのですが、慣れてくると桜の木を指定される方もいます。』

ちなみに桜の木はシラカバより厚みがありじっくり燃えるので、最後に“おき火”も楽しめます。
このおき火がまた、時間を忘れて没頭出来るのです!

そうそう、店名の“ALBART”は、アインシュタイン・アルベルトからとっているそうで、『時間と空間をじっくり堪能してほしい』という想いがあるそうです。

席数に限りがあるので、事前予約もしくは、来店前に空き状況を確認してから行くことをオススメします。

ソロ飲みビギナーにおすすめのポイント

〇すべてを忘れて没頭できる焚き火こそ、ソロ飲みにピッタリ
〇焚き火がメインなので、アルコールが弱い方にもオススメ
〇話し相手が必要な時は、武田さんが相手になってくれる

焚き火BAR ALBERT
北海道札幌市中央区南7条西4丁目424-12すすきのプラザビル2階
電話番号 090-1244-6882
営業時間 19:00~翌2:00 土15:00~翌2:00 日15:00~22:00
     ※土日15:00~17:00はお子様連れ歓迎
定休日  月休
チャージ 1人利用3000円、2人以上2500円(薪40本込み)/喫煙可(土日15:00~17:00は禁煙)
★公式Instagram@takibibar_albert

連載「#ソロ飲みのススメ」
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文・写真:オサナイミカ(一部先方提供)
Edit:Sitakke編集部・ナベ子
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【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、中学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】を綴り続け、2022年11月からはSAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く!】をスタートしている。

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