『タイラー・レイク3』2025年に撮影開始予定 ─ 謎の男役イドリス・エルバも続投か
アドレナリン大放出、ハイオクタン・アクションシーンが連投される映画『タイラー・レイク ―命の奪還―』シリーズ第3弾(タイトル未定)が、2025年にも製作に入る見込みであるようだ。プロデューサーで続投するジョー&アンソニー・ルッソ兄弟が報告している。
主演クリス・ヘムズワースは以前、進捗について「脚本をまとめているところ」だといたが、米の取材でルッソ兄弟が脚本の進行状況について「今、ストーリーに組んでいる最中です。没頭していますよ」と回答。撮影開始時期については、「来年(2025年)には製作に入りたいですね。来年には間違いなく撮影します。口を堅くしているほうが楽しいからね」と答え、まもなく開始の目処が立つことを示唆した。
『タイラー・レイク』シリーズは、ブラックオプス(非合法作戦)を請け負う傭兵タイラー・レイクが、世界各地を舞台に不可能に思えるミッションに挑んでいくシリーズ。第2作では、タイラーに仕事の依頼を伝える謎の男(イドリス・エルバ)が初登場し、エンディングで自身の“雇い主”を「最低のクソ野郎」と呼んでいた。その雇い主の正体が第3作で明らかになるかどうか質問されると、ジョーは「そうです。そのキャラクターが誰なのかは分かっていますよ。そういう流れになっています」とコメント。さらに、「イドリスとクリス(・ヘムズワース)の関係が気に入っているなら、『タイラー・レイク3』を楽しんでもらえるでしょう」と付け加え、エルバのカムバックを仄めかした。
第3作のストーリーや設定などの詳細は不明だが、主役のヘムズワースと復帰が示唆されたエルバのほか、前2作で監督を務めたサム・ハーグレイヴの続投も見込まれている。第2作で残された疑問の答えが明かされそうな続編では、炸裂アクションだけでなく、謎に迫るスリリングなストーリー展開や、さらにキャラクターの心理を掘り下げた感情的なドラマも期待できそうだ。
『タイラー・レイク ―命の奪還―』シリーズ2作は、Netflixにて独占配信中。
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