愛川町の服部牧場 チーズ工房がオープン 県内初の六次産業化施設
愛川町の服部牧場(服部誠社長)は3月10日、100%自社製生乳を使用したチーズを製造する「チーズ工房」と、地元農産物を販売する「農産物販売所」を新たにオープンした。
同日はオープニングセレモニーを開き、関係者をはじめ愛川町の小野澤豊町長らも駆けつけた。
服部牧場は町内で50年以上にわたり酪農を営んでおり、今回オープンしたチーズ工房は、原料となる生乳の生産から加工、販売を一手に担う直営型施設。チーズの製造と販売における6次産業化施設は県内で初めて。
服部社長は「長年の夢だったチーズ工房をようやく設立することができた。これからも地域の皆さまのご理解とご支援をいただきながら、地域に根差した農業に取り組んでいきたい」と語り、小野澤町長は、「服部牧場さんがチーズを製造・販売し、町内外の多くの方に知っていただくことは、町としても大変ありがたくうれしく思う。これからも町の特産品として、大いに期待したい」とエールを送った。