【京都町中華】激渋な住宅街の穴場人気店!1000円以下メニュー豊富な地元価格◎「呑龍」
おおいに~豆はなどす☆今回は伏見区淀の住宅街にある穴場町中華。ボリューミーながらお財布に優しく、しかも美味。気取らない雰囲気で食事できる地元民仕様の人気店。
伏見・淀の住宅街にある知る人ぞ知る町中華名店
伏見区淀の住宅街。ここに知る人ぞ知る穴場の中華料理店『呑龍』があります。この日は野暮用で近くを通り、どこかでランチでもと探していたところ見つけたお店。住宅街にあるので周辺は静かな環境の場所ですが、この時お店は満席で次々客が訪れる人気店。
この周辺には『呑龍』を名乗る中華料理店が他にも数軒あり、お店の方に聞くと、元々親戚筋のお店ながらそれぞれ独立経営とのこと。
それにしても、店構えからして激渋ハンター爆誕というか、昭和レトロ好き大集合!というか、これぞ町中華の鏡というか(笑)
店構えは静かな雰囲気でしたが、店内は満席で熱気ムンムン。奥行のある間取りになっており、突き当りに厨房。そして壁際左側にテーブル席、右側にカウンター席もあり、いろんな客層が集うお店。
レトロ感ある黄色いメニュー表やら定食メニューやら。
メニュー見ようと立ち上がって見てると、女将さんからテーブルにもありますよ、と。両面タイプのメニューが取り外し式でコンパクトに壁掛け状に収まっています。さらに壁にはポケットスペースがあり、卓上調味料、小皿なども並び、テーブルまわりはシステマティック収納に(笑)
そしてメニュー。王道の町中華メニュー、飯類、麺類、一品料理などなど。ちょっとどれにしようか迷うほど。一番高いメニューでもちゃんぽんセット1100円で、定食類も安いものなら800円台。どれもお財布に優しい構成で、メニューは全て消費税込み価格になっています。
で、麺類もそそられつつ、今回は手軽な定食メニューから、酢豚定食1000円と野菜炒め定食850円にご飯大盛り+50円で注文。
店内にはマンガや雑誌、さらにテレビでは春のセンバツ甲子園野球中継が流れ、それも手伝いなんとも郷愁そそる雰囲気。
そして、そうこうしているうちに、まずはご飯大盛りの野菜炒め定食登場。お皿には野菜炒め、唐揚げ、揚げ餃子、ハム、千切りキャベツ。そしてスープがついています。
味見させてもらいましたが、この一皿に過不足なく全部盛りされた状態の家庭的な中華といった風情で、毎日食べても飽きのこないような、ご飯のおかずとしてベストマッチな味わい。
で、私の注文した酢豚定食。なんとも昭和レトロな風情の定食に感じるのは、この昔懐かしいメラミン食器のせいか?野菜炒め定食より、ちょっと豪華版(笑)
酢豚の他、唐揚げ、海老天、小ぶりな芙蓉蟹が乗っています。
ご飯も丼タイプの器で、ガチ中華系定食のご飯よりもガッツリ多め。女子ならけっこうたっぷりに思えるサイズ。
そして、スープがこれまた町中華系ラーメンの延長上の醤油感ある澄んだスープ。
まずはご飯。巷では国産米コメ不足のため、サトウのごはんが一部終売になったり、舞鶴の老舗米店が閉店になったりと騒がれている最中に、こんなにガッツリご飯が食べられる幸せ。
おかずたちも充実。海老天はけっこういいサイズのクルマエビ系。それが2尾も。
酢豚も揚げたて熱々のカリカリ感残したあんかけのやつ。野菜の食感もいい具合に残り、町中華らしい味わい。
唐揚げ、ちょっと大きいサイズで油淋鶏のように、甘めのタレがかかっています。これもご飯に合う一品。
芙蓉蟹というより、かに玉呼称の方がいいかもですね(笑)ふんわり柔らかいかに玉の下には千切りキャベツもあり、バランスのいい取り合わせ。
醤油仕立ての青ネギ薬味入りスープのご飯に合う、どこか懐かしい味わい。きっとラーメン注文したら、このスープがベースなんでしょうね。
けっこうガッツリ食べたのに、家で食べる中華のような親近感と満足度。ご近所さんが足繁く通うのもわかるような手軽さと美味しさです。ご参考に。ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
店名:中華料理 呑龍
場所:京都市伏見区淀際目町235−18
電話:075‐631‐8680
営業時間:ランチ11:00~14:00 ディナー17:00~19:00(水曜休)
定休日:木曜日