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【西武】渡辺久信GM兼監督代行インタビュー 監督代行を要請された際の心境とは?

文化放送

10月2日放送のライオンズ・エクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの渡辺久信GM兼監督代行にインタビューした模様を放送した。監督代行を兼任することになった際の心境を訊いた。

――今シーズンは、5月26日までGMとしてチーム全体を見る立場で、27日以降は監督代行も兼ねて戦いの最前線に立つシーズンでした。代行に就任したときは「プロ野球人生をかけて挑んでいきたい」という発言もありました。そんなシーズンがひと区切りつこうとしています。今の気持ちはいかがですか?
渡辺「どのチームもまずは優勝を目指してスタートするわけですが、序盤の戦いからなかなか結果も出ずに、チームが苦しい状況になって、突然松井(稼頭央)監督が休養となりました。会社の方から私に『代行としてやってほしい』という形で言われましたが、私が代行をやるのはあまりにも違和感がありすぎると思っていました。松井監督を(選手時代に)楽天から西武に引っ張ってきて、2軍監督、1軍ヘッドコーチという形を経験させて監督に就任してもらったわけですが、その監督が休養するにあたって、その先頭に立っていた私が監督代行をやるというのはちょっと違うなという思いもありました。そういう中で、チーム状況を何とか変えていくにはというところで、GMしかいないということも言われまして、ある意味私にも当然責任がありますし、何とかこのチームを立て直そうという気持ちを持ってOKした形でした」

――引き継いでからすぐに、「うちはとにかくファイティングポーズをとっていかないといけない」という言葉もありました。チームの立て直しとともに、ベンチの中で大きな声を出すなど、選手の気持ちを鼓舞することに腐心されたのではないかなと思うのですが、そのあたりはいかがでしたか?
渡辺「負けが込んでくるとチームも暗くなってくるので、何とかそういうチームの中の雰囲気をまずは変えていきたいという気持ちもありましたし、自分が先頭に立って気持ちを入れて試合に臨むというところで、何とか気持ちを奮い立たせてやっていかなければいけないと思っていました。就任当初は、はっきり言うと非常に厳しい状況が続きました。けが人のせいにするのもあれなのですが、戦力的にも少し厳しいところがあったりしながら、与えられた戦力でやるのが現場だと思っていますし、そういう状況の中でも応援してくれるファンはたくさんいたので、そういうファンに対しても我々はファイティングポーズをとっていかないといけないという感じで常に言っていました」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

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