やちよPR大使に任命!八千代市で生まれた奇跡の歌声「八千代少年少女合唱団」
かつて国際コンクールで第1位に輝き、天皇皇后御前演奏も行った「八千代少年少女合唱団」。日本を代表する合唱団が八千代にはあります。
創立から48年間、感動を届け続ける
2月7日、「八千代少年少女合唱団」が市の魅力や情報発信などの活動を行う「やちよPR大使」に任命されました。
1977年、合唱団は長岡利香子さんによって設立。
徐々に活動の場を広げ、2000年に「ハンガリー国際合唱コンクール」で第1位、2003年には天皇皇后御前演奏を行うなど日本を代表する合唱団として活躍を続けています。
長岡さんが誇りとしているのは「心を持った合唱団」であるということ。
涙を流して感動する観客も少なくありません。「人の心にまっすぐ届く歌声」は子どもたちが自分で創り上げたものだと長岡さんは考えています。
自分の耳で聴いて覚える美しい歌声
合唱団には3歳から17歳までの50人ほどが在籍。
「先輩のように歌いたい」。
小さい子どもたちは聴いて声に出して覚えていきます。
「美しい声とはどんな音なのか」を何年もかけて自分の耳で見つけていくのだそうです。
歌以外にも年上の団員は下の子たちの面倒をよく見ています。
それは自分がしてもらってきたこと。
「合唱団はお互いを育て合う家族のようなもの」。
長岡さんにとって団員は自分の子どもたちです。
それは卒団後も同じで、ある時卒団した子が練習をこっそりのぞいてそのまま帰ってしまったことがありました。
10年後、話す機会があり「あの時みんなの姿を見て自分も頑張ろうと思えた」と打ち明けてくれたそう。
またある子から「大人になったら自分の子どもに歌ってあげられるお母さんになりたい」と聞けたこともとてもうれしい出来事でした。
長岡さんが子どもたちへのあふれる愛で育んできた「心を持った八千代の歌声」。
これが引き継がれていく合唱団の伝統なのです。
八千代少年少女合唱団
ホームページ/https://ybgc.org/