清川村 龍づくり始まる 緑小で骨組み作り
今夏の「青龍祭」に向けた準備が4月29日、緑小学校で行われた。
青龍祭は煤ヶ谷地区で行われていた「雨乞いの雌龍・雄龍」を由来とするもので、竹や茅などで作られた長さ約20mの龍2頭が村内を練り歩く。
作業には青龍保存会のメンバーをはじめ村の建設協力会、清川村商工共栄会などの約20人が参加。村内の住民や寺院から提供を受けた80本の竹を使い、龍の顎や肋骨(ろっこつ)部分などに手際よく加工していった。
青龍保存会の五本木半三会長は「最近は太い竹が見当たらない。6月からは茅刈りや、わらをこも編みしたりと龍を作る作業を、どんどん進めていく」と話した。