じつは危険。食品用ラップのNGな使い方「知らずにやってた…」「気を付けます」
おかずを温めたり保存したりと、何かと便利な「食品用ラップ」は、わたしたちの暮らしに欠かせないアイテムです。しかし、なにげなくやっている使い方が間違っている場合もあります。ここでは、“じつはダメだった”、食品用ラップの「NGな使い方」についてご紹介します。
NGその1.オーブントースターで使う
電子レンジでは使えるラップですが、オーブン調理には使用できません。
ラップを直火にあてると、溶けたり破れたりします。溶けたラップが温めた食品に混入する恐れもありますので、オーブンやオーブントースターなど直火で使うのは避けましょう。
NGその2.温めた後にラップを手前から外す
食品を温めた後にラップを外すときは、“容器のむこう側から手前に引く”のが基本です。
つい手前から外してしまいますが、ラップを取った瞬間に蒸気が立ち上がりヤケドする恐れがあります。
手前から外すのは避け、必ず奥から手前に引いてください。
NGその3.油分の多い食品を包んだまま温める
唐揚げや天ぷらなど、油を多く含む食べ物にラップをかける場合は注意点があります。
それは、ラップと食品が直接触れないようにすること。浅い皿を使うと食品とラップが触れますが、これはNGです。
油分が多い食べ物は加熱する際に温度が上がりやすいため、ラップが触れていると高熱でラップが溶けたり破れたりする場合があります。
揚げ物などを保存する際は、深めの器に入れてラップが直接触れるのを防ぎましょう。
食品用ラップは意外とNG事項が多い
毎日の食に欠かせない食品用ラップですが、ただ“かけるだけ”のやり方で使っていると、知らぬ間にNG行為をする恐れがあります。
安全に活用するためにも、今一度正しい使い方を確認しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア