初心者にルアーフィッシングの楽しさを!管理釣り場でルアー釣り体験教室開催【日本釣振興会】
5月10日、(公財)日本釣振興会大阪府支部主催の「ルアー釣り体験教室」が、大阪府南河内郡千早赤坂村にある「千早川マス釣り場」で開催された。後援は大阪釣具協同組合。
この教室は、ルアーを使ったニジマス釣り体験をしたい人や釣りを始めてみたい人を対象に体験教室を実施する。併せて、魚との触れ合いを通じ、健全な精神育成や釣りのマナー・ルール啓発を行う事を目的に毎年開催されている。
今年は雨の心配もあったが、当日未明に雨も上がり曇り空となり、快適な気温で釣り体験教室が行われた。今回参加したのは14家族35名(大人19名、子供16名)。午前8時より受付が始まり、午前8時半には参加者も集合し主催者挨拶や当日の説明が行われた。
冒頭に主催者を代表して日釣振大阪府支部の橋本俊哉支部長より下記要旨の挨拶が行われた。
「本日はご参加頂き有難うございます。当会は1970年から釣り界を良くする活動を行ってきました。稚魚放流や陸上・水中の清掃、釣り文化の振興と啓蒙を行ってきました。その一環として本日は主に初心者の方を対象に釣り体験教室を開催させて頂きます。今日は千早川マス釣り場のインストラクターの方から釣り方の指導等も行って頂きます。最後に魚のさばき方も教えてもらいます。今後もルール・マナーを守って釣りを楽しんで下さい」。
その後、千早川マス釣り場のインストラクターより、釣りの教本である「すきすきフィッシング」を使用した釣り教室や、実際にロッドを使った投げ方のデモンストレーションが行われた。
初めてルアーでニジマス釣りに挑戦。次々にヒット!
説明終了後、集合写真を撮り、各グループに分かれて釣り場に移動した。各家族・各グループに1名は講師が付き、釣りが初心者の人にも付きっ切りで、ルアーでの釣り方が教えられた。
ルアーフィッシングはキャストが重要なため、まず投げ方について、講師はそれぞれ丁寧に教えていった。子供達にも、投げる際に後ろを必ずチェックする事や指を放すタイミング等を、習熟度に合わせて教えて回った。
上手に投げられる参加者は、すぐにアタリがあり、ニジマスを釣り上げていた。最初は上手くキャストが出来なかった参加者も、何度も投げる内に確実に上達していった。
糸が竿に絡まるなどのトラブルも講師が参加者と一緒になって解決し、ルアーフィッシングの一連の動作を教えていった。
途中、2回の放流もあり、1人で5尾以上釣る人もいた。手軽だがアタリも多く、管理釣り場でのルアーフィッシングの楽しさを参加者も大いに感じていたと思われる。
ある参加者に話を聞くと「釣りはほとんどした事がないですが、子供も興味があり、やってみたいと言うので申し込みました。子供にも教えてもらえましたし、とても楽しかったです。また来てみたいです」と話していた。
正午まで釣り体験教室は行われ、大方の参加者が魚を釣り上げたと思われる。どの参加者のビクも沢山のニジマスが入っていた。
簡単で安全なニジマスのさばき方もレクチャー
釣り体験終了後は、キッチンバサミを使った魚のさばき方も行われた。包丁等を使わないため安全で、簡単にさばける方法で、参加者も持ち帰ったニジマスで試したいと話していた。千早川のニジマスは美味しいと評判で、ルアー釣り体験と家に帰った後も楽しめる釣りの醍醐味を満喫できるイベントとなっていた。
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