更年期&プレ更年期の対策どうしてる?5つの方法をママたちに聞いた!
更年期とは、閉経の前と後の5年間を合わせた約10年間のこと。個人差はありますが、日本人女性の平均閉経年齢は約50歳といわれているため、多くの女性は45~55歳が更年期に当たるということになります。
また、それより前の年代であってもストレスなどの影響により更年期と同じような不調が現れることもあり、「プレ更年期」ともいわれています。
体の不調だけでなく、心の不調を招くことも多い更年期やプレ更年期。子育て中のママたちはどんな対策をしているのでしょうか。その方法を5つご紹介します。
ママたちがやっている「更年期&プレ更年期」の対策5つ
1:更年期についての正しい知識をつける
ママたちに更年期対策を聞く中で、筆者が「まずはこれをやるべき!」と思ったのが、更年期に対する知識をつけること。
更年期というと、「何だか怖い」「すごくつらそう」と思ったりする人も多いのではないでしょうか。しかし、「更年期とは何なのか」「どんな不調が起こるのか」など正しい知識をつけていれば、効果的に対策をすることができますし、やみくもに不安を感じることもなくなるはず。
更年期を解説するための読みやすい本などもたくさん出ているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2:食生活を見直す
更年期を迎える前に、食生活を整えておこうと気をつけているママも。仕事や子育てに忙しくてもジャンクフードはなるべく避け、和食中心の食事を心がけているそうです。
女性ホルモンのバランスを整えるために、豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品を積極的にとるようにしているという声もありました。
また、閉経後は骨がもろくなり、骨粗鬆症のリスクが高くなるといわれているため、日常的に乳製品や小魚などでカルシウムを摂るのもおすすめです。
3:運動習慣をつける
「デスクワークが多いので、更年期を前に体を動かす習慣をつけている」という声も。「駅ではエスカレーターではなく階段を使う」「朝、15分だけヨガをする」「時間があるときは歩いて買い物に行く」などちょっとした心掛けでも、体を動かすことで心も体もスッキリするそう。週末に家族で一緒に運動するのもよいですね。
食事や運動、睡眠などの基本的な生活習慣を整えることは、自律神経を安定させ、更年期の心や体の不調を和らげるといわれています。更年期になってから急に習慣を変えるのは大変なので、早めに意識しておくのがよさそうです!
4:没頭できる趣味を見つける
更年期のトラブルでは、体の不調だけでなく、イライラや落ち込み、不安などの心の不調も多いといわれています。そのため、没頭できる趣味などで自分なりにストレスを解消できる方法を見つけているというママもいました。
他にも、定期的に友人と話したり、カラオケに行ったりしてストレスを発散している人や、推し活を楽しんでいる人も。
生活習慣の改善と同様、すぐにできることではないため、ストレスを溜めやすい人は特に早めに対策を見つけておくことをおすすめします。
5:かかりつけの婦人科医を見つける
女性にとって婦人科は心強いパートナー。更年期になると様々な不調の相談や治療で婦人科の先生を頼ることも多くなるはずです。検診などを通して定期的に婦人科に通っていれば、更年期になっても迷わずかかりつけ医に相談することができます。
婦人科の立地や、院内の雰囲気、女医さんかどうかなど、自分が大切にしたいポイントを見極められるといいですね。PMSや生理痛などの生理トラブルで婦人科に通ううちに、自分に合ったかかりつけ医を見つけたというママもいます。
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「更年期なんてまだまだ先のことだから関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、生活習慣を見直したり、ストレス解消法を見つけることは、今の心身の健康のためにもなるはず。
ぜひ更年期について知り、少しずつでもできる対策を行ってみてくださいね。
(ハピママ*/平野 鞠)