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【助けて】汚れたサッカーボールを「オキシ漬け」した結果 → 泣いた

ロケットニュース24

万能過ぎるクリーナーとして名高い酸素系漂白剤・オキシクリーン。8年間1度も洗っていないスニーカーや、クリーニングに出しても落ちなかったダウンジャケットの頑固な汚れも見事に落ちた。

そんなオキシクリーンを使えば、汚いサッカーボールもピカピカになるらしい。というわけで、黒ずんだサッカーボールに輝きを取り戻すべく「オキシ漬け」してみたのだが……まさかの展開に号泣。そこまでキレイにするなァァアアアアア!

【写真】サッカーボールをオキシ漬けしたらこうなりました

・サッカーボールをオキシ漬け

「サッカーボール オキシクリーン」とググると、見事に輝きを取り戻したサッカーボールが表示される。それはもう新品レベルでピカピカだった。

たしかにオキシクリーンは泥遊びで汚れた子供服などにも効果を発揮すると言われている。オキシクリーンの泡が汚れを分解し、繊維の奥まできれいにしてくれるらしい。同じ原理で、サッカーボールに染み付いた頑固な汚れも簡単に落とすことができるはずだ。

とくにオキシクリーンを使って洗濯物をつけ置き洗いする「オキシ漬け」をすれば、超頑固な汚れやシミを浮かせて落とすことが可能。衣類の汗ジミや黄ばみ、血液汚れ、水筒の茶渋にも効果があるのだとか。

……それならサッカーボールなんか余裕だろ。ってことで、オキシ漬けをしてみることに。

・サッカーボールをオキシ漬け

やり方は簡単。大きめのバケツかポリ袋にサッカーボールを入れ、オキシクリーンを溶かしたお湯(40〜60度のお湯4リットルに対しオキシクリーン1杯)を流し込む。

サッカーボールが浮いてこないように袋をしばっておいた。たまにくるくる転がしておけばオキシ液が全体に行き渡るだろう。衣類の泥汚れが「1〜6時間つけ置き」とのことだったので、2時間ほど放置することに

・衝撃

約2時間後、ビニール袋からもれたバケツ内のオキシ液は濁っていた。これこそまさに汚れが落ちた証拠である。

あとは流水ですすいで洗濯するという流れだが、サッカーボールを洗濯機に入れるのはさすがにワイルド過ぎるので、風呂場で手洗いすることに。ってことで、まずはシャワーで……

シャァァー

え……

嘘だろ。

・サッカーボールの1番大事な部分

約2時間のオキシ漬けによって、汚れとともにサッカーボールをサッカーボールたらしめる柄も見事に落ちていた。恐るべき洗浄力……というか嘘だろ。さすがに聞いてねえっす。

これじゃあただの「つるピカハゲ丸くん」である。いや、Jリーグのロゴマークだけは生き残っていたので、ギリギリ「サッカーボール」と名乗ってもいいだろう。

とはいえ、こんなもんグラウンドに持って行ったら100パーいじられるから基本的には観賞用となる。いや観賞用には絶対にならない。マジでどうしてくれるんだ。

というわけで、安いサッカーボールはオキシ漬けしないほうがいい。サッカーボールの唯一の個性を奪ってしまうことになるので。現場からは以上です。

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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