『ウルフズ』ジョン・ワッツ監督、新型コロナ感染でワールドプレミア無念の欠席 ─ クルーニー＆ピットが報告
人気映画『オーシャンズ』シリーズなどの共演で知られるジョージ・クルーニー＆ブラッド・ピットが、再タッグを組む期待作『ウルフズ』。本作は、第81回ヴェネチア国際映画祭で華々しくワールドプレミアを迎えるはずだったが、予想外の事態が起こってしまったようだ。米が報じている。
9月1日（現地時間）、同映画祭の記者会見に主演のクルーニー＆ピットが登壇。『ウルフズ』で監督を務めたジョン・ワッツが新型コロナウイルスに感染したことを受け、同日に開催されたワールドプレミアに出席できない旨を報告した。クルーニーは、「彼はここまでやって来て、コロナに感染してしまいました」と諦めたような表情を浮かべ、首を振りながら伝えたという。
マーベル映画『スパイダーマン』3部作を大ヒットに導き、現在、ハリウッドで最も期待されている監督の一人となったワッツだが、初タッグを組んだクルーニー＆ピットと揃っての登場は叶わなかった。以前には、『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』（2022）のジェームズ・キャメロン監督も日本からの帰路にて新型コロナウイルスへの感染が確認されたため、ロサンゼルスでのプレミアをする事態となっていた。
2024年9月27日よりApple TV+にて全世界独占配信となる『ウルフズ』の主人公は、重大事件を隠蔽するために雇われたプロのもみ消し屋こと“フィクサー”（クルーニー）と別のフィクサー（ピット）。ヤバい現場でまさかの鉢合わせをした“一匹狼”の2人が、次から次に起こるトラブルに混乱しながらも、協力せざるを得なくなる……。
クルーニー＆ピットはプロデューサーも担当し、ワッツは脚本・プロデュースも兼任。すでにワッツは、製作が決定している続編の脚本家・監督としてAppleと契約を結んだと報じられているが、主演コンビの続投については不明。3人が続編で再び組むことになったら、次は映画祭などの重要イベントに揃って出席できることを期待したい。
『ウルフズ』は、2024年9月27日よりApple TV+にて配信開始。
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