【京都和食】祇園のリーズナブルな人気割烹！季節感じるおまかせコース大満足「わしょく宝来」
おおきに～豆はなどす☆今回は東山区、祇園にも程近い人気割烹。リーズナブルに和食が楽しめ、特に季節らしいお料理が続くおかませコースがイチ押し。
祇園界隈にあるリーズナブルに季節の味が楽しめる人気割烹
東山区知恩院前の東大路通り沿い。もう少し下がると京都の夜を彩る祇園界隈。なので、オウンゴールで祇園のお店とさせていただきます（笑）
そんな場所に、目立たない店構えで夜なら気づかずにスルーしてしまう人気割烹『わしょく宝来』があります。祇園界隈を中心に飲食する殿方衆はもとより、老若男女からも人気を集めるお店。
以前にも来店したことがあり、とても満足度が高かったので、今回久々に来店。以前は深夜までの4回転で営業されていましたが、現在は2回転。その2回転目の19:30に予約してやってきました。人気店ですが、2回転営業なので他のお店よりも比較的予約が取りやすいのが嬉しいですね。
店内はL字カウンター席とテーブル席、手前にも掘りごたつ式テーブル席があり、全17席ほど。店内には芸舞妓のうちわも飾られ、いかにも祇園界隈のお店といった風情ですが、カジュアルな雰囲気もあり割と敷居低め。この日も家族連れやカップル、女性客で満席でした。
割烹店なので、この日のメニューを元に単品で料理を注文するスタイルですが、この日のオススメ料理満載のおまかせコースが前回とても大満足だったので、今回もそれに。この立地で1万1000円という破格コース。
そして、飲み物メニュー。ビールはハイボール、ワインなどさまざま。
で、いつも最初は瓶ビール派なので、赤星スタート。
まず一品目、冷製翡翠豆腐。涼やかなガラスの器に、エンドウ豆ベースの自家製豆腐、その周りに葛を引いた上品なお出汁。この時期の繊細な緑を味わうお料理。
そうしているうちに、カウンターのご主人が鱧の骨切りを始められ、後々お椀などで提供されるんだろうな、という期待感。
二品目、宮城産渡り蟹の酢の物。以前来店した時も毛ガニを出していただいたのですが、こうしてカニが出てくるとテンション上がります（笑）
身と内子、味噌も和えられ、その脇にキュウリと若芽の酢の物が添えられています。濃厚なカニの味わいにお酒が進みます。
三品目、鱧なすずいきのお椀。先ほど骨切りされていた鱧の身がヒラヒラと花開いたような様相で歯ざわり柔らかく、その下に翡翠なす、ずいき、さらに黄金のお出汁と吸口の酢橘で夏らしいすっきりとした後味のお椀に。
四品目、下津井産たこのやわらか煮。わりと太めの足ながら、じっくり柔らかく仕上げられ、たこの旨味、皮目のプルっと感、吸盤の食感の面白さなどなど楽しめる一皿。
そろそろ冷酒にスイッチということで、辛口中心にとお願いしてオススメされた宮城の超辛口純米酒・日高見。
五品目、お造り三種。かつお、剣先いか、鱧。剣先いかは塩と酢橘推奨とのことで。かつおはわりと脂もあり、剣先いかや鱧のねっとり感。
六品目、琵琶湖のコアユと島らっきょうの天ぷら。このコアユのサイズ感が大好き（笑）
七品目、ぐじ（甘鯛）の焼きもの。いい具合に鱗が反り返り、それを香ばしくパリパリと味わう醍醐味。けっこう肉厚のぐじでした。
さらに辛口続きで、富山の純米吟醸・満寿泉。
八品目、自家製からすみを使ったからすみもち。海苔とお餅の香ばしさの中に、からすみの旨味と塩味、ねっとり感が。
九品目、とまとお浸し。ちょっと変わり種の出汁に漬かったプチトマト。甘さが際立つ、ちょっとデザート感もあり。
で、ちょっとレアなお酒をお願いしたら4本登場し、そのうちのチョイスがこちら。宮城の乾坤一純米吟醸原酒・冬華。私史上、ササニシキで仕込んだ日本酒は初めてだったので。華やかさとほのかな甘みと酸味のバランス。
で、せっかくなのでと追加にもう一品。とり一夜干しの焼きもの。一夜干ししているため、旨味濃厚で、皮目もパリパリで美味。
最後の御食事に、鯖寿司となめこのお味噌汁。鯖寿司は〆サバ以外にミョウガ？や金胡麻なども入っていて、いろいろな味わいが楽しめます。
と、今回お酒もいろいろ注文しつつ、会計一人1万5000円ちょっとという前回と同様の破格ぶり。物価高の昨今に、こんなにリーズナブルに和食コースがいただけるとは、ご主人の努力の賜物だとお察しします。まあ間違いのない、いつ来ても満足度の高いお店です。オススメ！ヨ～イヤサ～♪
詳細情報
店名：わしょく宝来
場所：京都市東山区林下町４３８
電話：075‐561‐2834
営業時間：
《前半》16:30〜19:20 《後半》19:30〜22:00 （21:00 l.o）
定休日：日曜日
https://www.instagram.com/washoku_horai.kyoto/