【明石ダコを守る】明石市漁連遊漁船部会が播磨灘にスダレ貝を放流。水質改善やタコの餌となり資源保護・回復に貢献
4月28日、明石市漁業組合連合会(以下、明石市漁連)遊漁船部会では、昨年に続き、タコのエサや水質改善に繋がるスダレ貝(約300kg)を播磨灘に放流した。
全国的にも有名な明石ダコだが、近年は漁獲量が減少している。
明石市漁連所属の遊漁船業者で構成する遊漁船部会では、マダコを将来に繋げていくために、資源保護や回復に繋がる事なら積極的に行っていく方針で、タコの餌にもなるスダレ貝の放流のほか、抱卵親ダコやタコの産卵巣となる素焼きタコツボの投入も実施している。
さらに、昨年からは抱卵ダコが産卵を終えるまで外敵に襲われないよう、抱卵した親ダコの入ったタコツボをカゴに入れ、赤ちゃんダコが巣立つまで見守る新たな取り組みも行っている。
釣り人側も釣りが続けられるよう、今後もルールを守って釣りを楽しむ事が求められる。
関連記事 → 明石沿岸のタコ釣りルール。漁業者、行政、釣り関係者で意見交換会。令和8年からの変更点も説明 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト
関連記事 → 「タコマイレージ」始まります!釣り人もタコの資源保護に協力しよう! | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト