まるで文化財!南京町の豪華すぎるトイレ「臥龍殿(がりょうでん)」に行ってみた 神戸市
その豪華絢爛さは、まるで文化財!『南京町』(神戸市中央区)にある「臥龍殿(がりょうでん)」は南京町唯一の市民トイレでありながら、知らずに通ればトイレと思わず通り過ぎてしまいそうな見た目が特徴です。
今回はそんな豪華なトイレを、許可を経て撮影させていただくことに!その世界観をこれでもかと感じてきました♪
「臥龍殿」があるのは南京町の南東エリア。海栄門から入り、トルコアイス屋さんの角を曲がったところにあります。何度も訪れたことのある南京町でしたが、こんな場所にそんな豪華なトイレがあるなんて知りませんでした。
赤と緑の派手な色合いが目を引き、お土産店のような雰囲気。左右に入口があり、しっかりと「厠所」の案内が書かれています。黄金の龍の装飾などが施されていますが、これらはすべて現地・中国から取り寄せられたものなのだとか。
中央にあるガラスケースの中には、龍やランタンの展示がずらり。かなり豪華で見ごたえがありますよね。
こちらのトイレは1993年4月に誕生。「観光客の人にその世界観を楽しんでもらいたい」との思いからこれだけ豪華なものになったそうで、「神戸国際観光協会賞」などの受賞経歴があるのだとか。トイレ内の随所にも、そのこだわりが込められています。
各トイレのドアには絵が描かれ、ドアノブ部分には龍の装飾が。
天井には、中国では定番だという皇帝を表す「龍」と皇后を表す「鳳凰」がデザインされています。とにかく豪華で見入ってしまいました。トイレ自体も2023年にリニューアルされているため、清潔で使いやすかったです。
「トイレがあるということで、南京町でゆっくりと過ごしてもらえると思います。きれいに使っていただけたら」とのこと。見るだけでも満足度が高いので、写真を撮るだけでも足を運んでみて♪
場所
臥龍殿(がりょうでん)
(神戸市中央区栄町通1丁目3-18)
時間
平日 10:00~18:00ごろ
土日祝 10:00~19:00ごろ