餅つきで国際交流 綾瀬市 吉岡工業団地で
綾瀬市で海外出身者に向けた日本語教室に取り組む「あやせ未来塾」(渡邉誠一代表)は、11月30日に課外授業「餅つきで国際交流を!」を吉岡工業団地の(株)栄和産業敷地内で開いた。
日本語教室の受講生やシンガポール社会科大学の学生など、海外出身者45人を含む計110人が参加。臼と杵を使った昔ながらの餅つきに挑戦し、つきたての餅をあんこやきな粉と一緒にほおばった。
もち米は15キロを用意し5回に分けて餅をついた。主催のあやせ未来塾の開講10周年と(株)栄和産業の創立50周年を記念した紅色の餅もついて節目を祝った。
参加したシンガポール社会科大学の学生は「餅つきは初めてだったので難しかったが、活気があって楽しかった。お餅もおいしかったので、帰国したら友達に話したい」と感想を述べた。
あやせ未来塾の渡邉代表は「多くの協力のおかげで成功させることができた。こうした、国際交流の取り組みが広がることを期待したい。興味のある方はぜひご一緒に」と参加を呼び掛けた。