「給与」への評価がされにくいと感じた経験...「ある」84.0% パーソルキャリア「Job総研」調査
パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は2025年5月12日、匿名社会人ユーザーを対象に「給与に関するリアル」を調査し、その結果を発表した。
自分から売り込みに行かないと評価されず
<「給与」に不満・不安を持った経験...「ある」85.0% パーソルキャリア「Job総研」調査>の続きです。
調査では、「給与への直接的な評価がされにくいと感じた経験」を聞くと、「ある」が84.0%、「ない」は16.0%だった。男女別で「ある」とした人は、男性が82.5%、女性が84.1%となり、女性の方が若干高かった。
「給与への直接的な評価がされにくいと感じた」ことに対し、次のような「不満」が集まったという。
●男性・上司へのアピールや、自分から売り込みに行かないと評価されず、普段からの頑張りは評価されない・営業で数字を出していなくても、上司から気に入られる人を見てやる気がなくなった・飲み会の幹事を何度もやったけど、「次もよろしく!」だけで労いゼロ・上司がクライアントとの飲みで相手を怒らせ、そのフォローや謝罪を私が行った
●女性・同じ会社でも、営業が花形、事務はあまり評価されなかった・絶対に誰かがやる必要のある雑用をやっているが、アピールしてもそれで給料が変わる訳でもないと不満・新人の教育を、上司でもないのに善意でやっていた。評価にはならず善意だけで成り立っている・店舗スタッフという同じ役回りでも売上で他店と相対評価される。評価基準も知らされていない
調査は2025年4月18日~28日、20~50代で、現在就業中JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者を対象とした。総投稿数は1498件。