「心配性のプレパパ」誕生!父性の芽生えは意外と早かった!
ライターの【ミッキ】です。1歳半の息子を育てながら、ライターとして奮闘する毎日です。そんな私は2年に及ぶ不妊治療をへて、32歳で無事に息子を出産しました。
自ら率先して「マタニティグッズ」を購入する夫
2年におよぶ不妊治療で大変だったのは私だけではありません。金銭的かつ精神的な負担を背負ってくれた夫も同様です。
念願の妊娠を果たすと、夫は私以上に喜んでくれました。インターネットで妊娠について調べたり、必要なマタニティグッズなどを購入したりと、私以上に母性があふれるお父さんになって驚きました。
まだ全然おなかも出ていない状態なのに、私とおなかの赤ちゃんを大事にしてくれる姿勢をみると、「きっと赤ちゃんが生まれてからも良いパパになるだろう」と思いました。
大きくなっていくおなかを見て、喜んでくれる夫
夫はある時期から、私のおなかを撮影するようになりました。月に1度だけ、私が横向きに立った姿を撮影してくれます。1ヶ月ごとにおなかがどんどん大きくなる私を見て、夫はとても喜んでいました。
また暇さえあれば、おなかにいる赤ちゃんに話しかけて、日々の変化を積極的に見つけていたのが印象に残っています。
ちなみに我が家には、たまひよ大百科シリーズ『妊娠大百科』がありますが、私より夫の方が読み込んでいました。
なお、性別に関しては妊娠初期から、根拠がないのにずっと男の子だと決めつけていました。実際に妊婦健診で男の子だと分かった瞬間、「俺が言ったとおりだ!」と言って大喜び。息子の誕生を待ちわびているのは、ママよりもパパとなる夫のような気がしました。
妊婦健診のつきそい率は、“皆勤賞並み”の夫
妊婦健診は通常、妊婦さんが1人で行くものだと考えていましたが、夫は皆勤賞並みに同席していました。エコーの様子も楽しそうに眺めていましたし、積極的に先生に質問をしてくれるなど心強かったです。
もちろん両親学級にも参加してくれ、妊婦さんに優しいアロママッサージを真剣に受講し、その日の夜から早速実践! 週に1日だけですが、出産直前まで気持ちの良いアロママッサージをしてくれました。
妊娠中はとにかく心配だと、些細な体調不良があった際も、必ず病院につきそってくれました。夫がしっかりと対応してくれるおかげで、妊娠後期は比較的余裕を持って過ごすことができたと思います。
こっそりと「育児休暇」を取得しようとしていた夫
里帰り出産ができない私を心配した夫は、私に内緒で育児休暇を申請しようとしていました。ふと書斎をのぞいたときのこと。机の上に勤め先の就業規則のガイドラインが開かれており、男性社員による育児休暇の項目欄にチェックが入っていました。
イクメンが少し浸透していると言っても、夫の会社では、まだ育児休暇を取得した男性社員はいないそうです。取得することで今後の仕事に影響がでたらと懸念し、取得はやめてもらうことにしました。
その代わりに夫は、産後前後に数日間有給を取得してくれました。また産後に姑が我が家に手伝いに来ている間も、嫁と姑の仲がこじれないように定時帰宅をしてくれ、大助かりでした。
あれほど仕事人間だった夫が、子供のために少しずつ働き方改革をしてくれたことが本当に嬉しく、夫には感謝しています。
夫の手厚いケアもあり、初産で無事に妊娠41週で、身長49cm、体重3156gの息子を、夫の立ち会いのもと出産しました。生まれてからも、夜泣きをしている息子を抱っこしたり、おむつを替えてくれたりとかなり助かりました。
妊娠中に心がけたことは、夫婦2人だけの時間を大切にしようということ。妊娠後期には、伊勢志摩旅行やフレンチレストランでのデートにも出かけました。この2人きりの思い出があるからこそ、育児も2人で頑張ることができているのだと思います。息子はすっかりパパっ子です。
[ミッキ*プロフィール]
34歳の主婦兼在宅ライターです。1歳半の息子の育児に奮闘しながら、家事と在宅での仕事をこなしています。今春から息子は一時保育にお世話になっており、お弁当のおかず作りに悩まされています。そんな母は、今日も書いて、育児をして、料理を作って頑張ります!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。