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駄菓子屋「十五や」へいらっしゃい!【市原市】

チイコミ!

駄菓子屋「十五や」へいらっしゃい!【市原市】

市原市の北東部に位置する市東地域に昨年オープンした駄菓子屋「十五や」。誰もがわくわく楽しみながら、ほっと安心できる地域の新しいスポットを取材しました。

店内は見どころ満載

「十五や」ののれんをくぐると、所狭しと並ぶ駄菓子と買い物を楽しむ子どもたち。

値段を一生懸命計算しながら目を輝かせて駄菓子を吟味する彼らの様子に、店長の藤本さんは目を細めます。

店内には地域の人たちが手作りした雑貨も並べられ、店の中は何とも懐かしく温かい雰囲気。

地域の人たちが手作りした雑貨も販売

子どもたちに話を聞くと、手作りマスコットや市東地域で発見された貝層の貝が入ったガチャガチャ、店頭の「縄文カッパちゃん」のオブジェなど、「十五や」の見どころをたくさん教えてくれました。

隣のスペースは「0円ぐるり」コーナー。

品物を1点持ってくると、このコーナーの中の1点と交換できる物々交換の仕組みです。

おもちゃや本、洋服などが並び、「このコーナーは大人の方がわくわくするかも。気軽に商品を手に取ってほしい」と「0円ぐるり」担当の山川さんは語ります。

お客さんの中には図書館のように本を読みに来る人や、スタッフとのおしゃべりを楽しみに来店する人もいるとか。

「十五や」は誰もが楽しみながら安心できる、地域の居場所となっているようです。

店内で買い物を楽しむ子どもたち

市東地域を盛り上げる多彩な活動

「十五や」は、市東地域15町会共創プロジェクトの一環として昨年11月にオープンしました。

市東地域15町会共創プロジェクトメンバーの皆さんと手作りの「縄文カッパちゃん」オブジェ

このプロジェクトは、市東地域の高齢化や小学校の廃校、路線バスの廃止、耕作放棄地の増加、森林の荒廃などの地域課題の解決を目指すべく結成され、2022年よりさまざまな活動を行っています。

地域をPRし、地域の拠点となる居場所を作りたいとの思いからオープンした「十五や」。

オープンは、地域の人からも喜ばれたとか。

「お客さんとの交流が何より楽しい。地域にたくさんの個性的な人がいらっしゃることを知りました」と語る藤本さん。

「末永く続くお店を目指したい。地域の名産品やお土産の開発などにも試行錯誤しながら挑戦しています」とプロジェクトメンバーの田頭さんも語ります。

市東地域の魅力と可能性にあふれた「十五や」へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

十五や
住所/千葉県市原市東国吉715-1
駐車場/あり(店前道路をはさんだナルナル菌に駐車できます)
営業時間/(水・木・金曜日)午後3時~午後5時(土・日曜日、祝日)正午~午後5時
※その他不定休あり(11月より水曜日も定休日)
市東地域15町会共創プロジェクトHP/https://shito-ichihara.com/index.html
十五やinstagram/@jugoya_shito

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