【負債総額は約8,000万円】福祉用具の販売などの有限会社行司(新潟県糸魚川市)が破産開始決定、取引先倒産の煽り受ける
東京商工リサーチ新潟支店によると、福祉用具の販売などの有限会社行司(新潟県糸魚川市)は、9月13日、新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には阿部聡弁護士(くびき野法律事務所、上越市)が選任された。負債総額は約8000万円。
2004年4月に福祉用具の貸与や販売を目的に設立された企業体で、「福祉用具のこまわり君」の名称にて糸魚川地区を中心に、一般個人の他、糸魚川市で居宅介護支援事業を行っていた有限会社ライフエイド(糸魚川市)向けに事業を展開していた。
しかし、ライフエイドが2024年1月に事業を停止したことで、同社も主力の販売先を失うこととなり、事業の継続が困難となった。その後も事業の継続は難しく、今回に事態に至った。