日本ハムのドラ1左腕・細野晴希、デビュー2戦目で初勝利なるか ロッテも同じく“2戦目の初勝利”目指す20歳・田中晴也が先発
甲子園のデビュー戦は3回まで完全投球
パ・リーグ2位のロッテと、3位・日本ハムの直接対決は3日が第2ラウンド。楽しみな若手有望株の投げ合いが実現する。
日本ハムの先発はドラフト1位ルーキーの細野晴希。東亜学園高から東洋大を経て、昨秋のドラフト1位で加入した左腕は6月18日の阪神戦で待望の一軍デビュー。5回途中1失点で勝ち負けはつかなかった。
0-0の5回、一死満塁のピンチを作ったところで降板。それでも、3回までは一人の走者も許さぬ完全投球を展開するなど、昨季のセ・リーグMVP右腕であり、大学の先輩でもある村上頌樹を相手に序盤は互角以上のパフォーマンスを見せていた。
ファームでの実戦を挟み、久々の一軍マウンドは自身初となる本拠地での登板となる。ホームのファンの前で、プロ初勝利を掴むことができるだろうか。
「北海道に来るのも今回が人生初めて」
対するロッテは高卒2年目・20歳の田中晴也が先発。こちらもキャリア2度目の一軍登板となる。
日本文理高から2022年のドラフト3位で入団したプロ2年目右腕。こちらも細野と同じく6月の交流戦・阪神戦で一軍初登板を果たし、勝ち負けつかずも5回6奪三振無失点の好投を見せた。
2度目の先発に向けては「自分の持っている力を100%出せるようにここまで準備をしてきました。初回からおもいっきり飛ばしていきたいと思っています」とコメント。
初登板となる敵地・エスコンフィールドについては「初めて来ましたがめちゃくちゃ新しい感覚の球場だなあと思いました。しっかりとアジャストして投げたいと思います。ちなみに北海道に来るのも今回が人生初めてです」とのことで、独特な感性を覗かせている。
同じ「プロ2戦目」で「プロ初勝利」をかけた戦い。若き才能の激突から目が離せない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
巨人・井上温大-中日・涌井秀章(前橋)
DeNA・濵口遥大-ヤクルト・山野太一(横浜)
広島・九里亜蓮-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)
楽天・松井友飛-オリックス・齋藤響介(盛岡)
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記事:SPAIA編集部